Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第7章 COBOLのバッチアプリケーションの配備

7.3 準備作業

準備作業には以下の2つがあります。

配備資材の準備

◆新規配備の場合

1つのバッチワークユニットに配備するすべてのCOBOLのバッチアプリケーションを明確にします。
配備するCOBOLのバッチアプリケーションが存在するライブラリ、COBOLのバッチアプリケーションが動作するのに必要なバッチワークユニット内共用ライブラリや、各種定義ファイルを準備しておく必要があります。
以下の配備資材が準備してあるかを確認してください。

◆再配備の場合

再配備は、COBOLのバッチアプリケーションの追加、更新、または削除をするために行います。
再配備時には、前回配備した時の配備元ディレクトリを使用します。
COBOLのバッチアプリケーションの追加、更新、または削除の用件にあわせて以下の準備を行ってください。

バッチアプリケーションの追加/削除、および主な変更内容ごとに、再配備するために準備するものを以下に示します。

バッチアプリケーションの追加/削除、主な変更内容

準備する物

バッチアプリケーション

アプリケーションインタフェース定義ファイル

アプリケーション呼出し定義ファイル

バッチアプリケーションの追加

バッチアプリケーションの入力パラメタの型/長さの変更

バッチアプリケーションの処理論理の変更(入力パラメタの変更なし)

×

×

バッチアプリケーションの削除

×

×

×

○:準備してください。
×:準備は不要です。

ジョブ実行環境の停止確認

配備先のバッチワークユニット、およびバッチ実行基盤が起動されている場合には配備先のジョブの実行環境が停止していることを確認してください。

バッチワークユニットが停止しているか確認するには、以下のコマンドで実施します。

islistwu -a


islistwuコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

islistwuコマンドの出力例を以下に示します。

               wuname                        kind       status
BTFW_FILEMGRWU                               CORBA      execute
BTFW_CFGWU                                   CORBA      execute
BTFW_EXECWU                                  CORBA      execute
BTFW_que001_INIWU                            CORBA      stop
BTFW_que001_RSTWU                            CORBA      stop
que001_CWU                                   ASYNC      stop

上記の表示内容のうち、対象のワークユニットの"status"が"stop"になっていることを確認してください。


バッチ実行基盤の稼働状態の確認手順については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチ実行基盤の稼働状態確認”を参照してください。

ジョブの実行環境、およびバッチワークユニットが停止していない場合には、停止してください。


ジョブの実行環境の停止、バッチワークユニットの停止については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブの実行環境単位の運用停止”を参照してください。

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