Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第6章 バッチ実行基盤の動作確認

6.8 バッチ実行基盤の稼働状態確認

バッチ実行サービス、バッチ受付サービスが正常に開始できた後、バッチ実行基盤として正常に稼働しているか確認します。
バッチ実行サービス、およびバッチ受付サービスが正常に稼働しているか、確認する方法を以下に示します。

■バッチ実行基盤の稼働状態確認手順

バッチ実行基盤の稼働状態の確認手順を以下に示します。

◆イニシエータの稼働状態の確認

イニシエータの稼働状態を表示し、イニシエータが正常に稼働していることを確認します。
イニシエータの稼働状態を表示する、btfwiniinfoコマンドを以下に示します。

btfwiniinfo


btfwiniinfoコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

イニシエータの稼働状態は、以下のように一覧表示されます。

InitiatorName   State              NumberOfJobs   MaxJob
---------------------------------------------------------------------------------
queue1          active                        0       10
queue2          active                        0        5

各イニシエータの"State"が"active"(稼働中) になっていることを確認してください。

◆ジョブキューの稼働状態の確認

ジョブキューの稼働状態を表示し、正常に稼働していることを確認します。
ジョブキューの稼働状態を表示する、btfwqinfoコマンドの形式を以下に示します。

btfwqinfo -l ジョブキュー名


btfwqinfoコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

ジョブキューの稼働状態は、以下のように表示されます。

 Jobqueue Name = queue1(default)
 Jobqueue State = active
 [Number of Jobs]
   Exec = 0
   Wait = 0
   Hold = 0
 [Max Job]
   Definition = 1000
   System     = 99999
 [Multiplicity]
   Current    = 10
   Definition = 10
   System     = 10
 [Time Limit]
   Definition = 600
 [Initiator]
   Name = queue1(active)

ジョブキューの稼働状態より、以下のことを確認してください。


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