Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第4章 バッチジョブ定義データベース環境の作成> 4.1 Symfowareシステムのセットアップ

4.1.9 データベース認証方法の設定

データベースにアクセスするための認証の方式として、DBMSユーザ認証を設定します。
DBMSユーザ認証の設定は、DDLのSET SYSTEM PARAMETER文を記述したファイルを作成して、rdbddlexコマンドを使用して行います。

SET SYSTEM PARAMETER文の実行パラメタについて以下に示します。

実行パラメタ

概 要

記述数

USER_CONTROL(*1)

利用者制御機能の指定

1

MAX_MEMORY_USE(*2)

1つのコネクションで使用可能なメモリ量

1

MAX_CONNECTION(*2)

1人の利用者がSymfoware/RDBシステムに対して、同時に接続可能なコネクション数

1

*1必須パラメタです。
*2 バッチジョブ定義データベースのメモリ空間で64bitを選択した場合、または、製品版のSymfoware Server Enterprise Extended Editionを使用する場合は必須です。
 バッチジョブ定義データベースのメモリ空間で32bitを選択した場合、または、製品版のSymfoware Server Enterprise Editionを使用する場合は指定できません。

実行パラメタ

概 要

記述数

USER_CONTROL

利用者制御機能の指定

1

MAX_MEMORY_USE

1つのコネクションで使用可能なメモリ量

1

MAX_CONNECTION

1人の利用者がSymfoware/RDBシステムに対して、同時に接続可能なコネクション数

1

※ 上記実行パラメタはすべて必須です。

■データベース認証方法に関するパラメタ

セキュリティ運用形態のチューニングパラメタは、どのようなセキュリティ機能を動作させるかを制御するパラメタです。

◆USER_CONTROL

【指定形式】

USER_CONTROL = YES

【パラメタの意味】

利用者制御機能を使用することを指定します。
バッチジョブ定義データベース環境を構築する場合、YESを指定します。

◆MAX_MEMORY_USE

【指定形式】

MAX_MEMORY_USE = 0

【パラメタの意味】

1つのコネクションで使用可能なメモリ量を指定します。
バッチジョブ定義データベース環境を構築する場合、0を指定します。

◆MAX_CONNECTION

【指定形式】

MAX_CONNECTION = コネクション数

【パラメタの意味】

1人の利用者がSymfoware/RDBシステムに対して、同時に接続可能なコネクション数を指定します。
バッチジョブ定義データベース環境を構築する場合、“システム規模の見積もり”で見積もったシステム規模に応じて、以下の値を指定します。

■SET SYSTEM PARAMETER文の記述例

DBMSユーザ認証の設定、およびセキュリティパラメタの設定は、DDLのSET SYSTEM PARAMETER文を記述したファイルを作成して、rdbddlexコマンドを使用して行います。


SET SYSTEM PARAMETER文を記述したファイル
ファイル名: setsysparam.ddl

SET SYSTEM PARAMETER USER_CONTROL = YES,MAX_MEMORY_USE = 0,MAX_CONNECTION = 64;

■コマンドの投入例

rdbddlex setsysparam.ddl


rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

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