Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
目次
![]() ![]() |
第2章 業務構成要素の設計 | > 2.4 バッチジョブ定義データベース環境の設計 |
“データベース容量の見積もり”を実施したうえで、バッチジョブ定義データベース環境で使用する、以下のSymfoware資源の配置先ディレクトリを決定します。
*1:配置先ディレクトリには、150MBの空き領域が必要です。
*2:配置先ディレクトリには、“データベース容量の見積もり”で算出したサイズの1.5倍の空き領域が必要です。
*3:ログ管理ファイル配置先ディレクトリには、0.2MBの空き領域が必要です。テンポラリログファイルの配置先ディレクトリには、システム規模(*8)に応じて以下の空き領域が必要です。
システム規模
必要ディスク領域
small
200MB
moderate
400MB
large
800MB
super
1.6GB
なお、同梱のSymfoware/RDBを使用して構築する場合、ログ管理ファイル配置先ディレクトリとテンポラリログファイル配置先ディレクトリは同一のため、それぞれのサイズを足した領域を1つ用意してください。
*4:同梱のSymfoware/RDBを使用して構築する場合だけ任意の配置先ディレクトリを決定してください。なお、配置先ディレクトリには、4MBの空き領域が必要です。
*5:製品版のSymfoware Serverを使用して構築する場合は任意の配置先ディレクトリを決定してください。同梱のSymfoware/RDBを使用して構築する場合は、以下のディレクトリ名固定です。なお、配置先ディレクトリには、0.1MBの空き領域が必要です。/opt/FSUNrdb2b/etc/RDBシステム名/rdbbuf/opt/FJSVrdb2b/etc/RDBシステム名/rdbbuf
*6:製品版のSymfoware Serverを使用して構築する場合は任意の配置先ディレクトリを決定してください。同梱のSymfoware/RDBを使用して構築する場合は、以下のディレクトリ名固定です。なお、配置先ディレクトリには、30MBの空き領域が必要です。/var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/report/var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/report
*7:製品版のSymfoware Serverを使用して構築する場合は任意の配置先ディレクトリを決定してください。同梱のSymfoware/RDBを使用して構築する場合は、以下のディレクトリ名固定です。なお、配置先ディレクトリには、4MBの空き領域が必要です。/var/opt/FSUNrdb2b/RDBシステム名/rdbdir/var/opt/FJSVrdb2b/RDBシステム名/rdbdir
*8:システム規模は、“システム規模の見積もり”で見積もった値を使用してください。
また、上記Symfoware資源の他に、Symfowareシステムで異常が発生した場合のダンプを出力先として以下のディレクトリも決定します。
*9:ダンプ出力先ディレクトリには、RDBシステムが使用するメモリ量と同じ大きさのダンプファイルが出力されますので、十分な空きを用意してください。なお、最大量はマシンに実装されるメモリ量とスワップ域サイズの合計になります。
任意の配置先ディレクトリは、バッチジョブ定義データベース環境の保守性などを考慮して決定してください。
たとえば、RAID構成でミラーリングされている保守性、信頼性の高いディスクに配置することで、より安定した運用が可能となります。
バッチジョブ定義データベース環境を、同梱のSymfoware/RDBを使用して構築する場合、バッチジョブ定義データベース環境としては、アーカイブログファイルは使用しませんが、データベース作成時には必要なため一時的な配置先を決定してください。
目次
![]() ![]() |