Interstage Job Workload Server リファレンス
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第4章 保守コマンド

4.5 btfwsetsecuritymode(セキュリティ権限設定、表示)

■名前

btfwsetsecuritymode − セキュリティ権限設定、表示

■形式

btfwsetsecuritymode { [-u バッチシステム利用グループ名][ -m Interstage運用グループ名] | -l }

■機能説明

本コマンドは、Interstage Job Workload Server/Interstage Business Application Serverの実行ファイルや環境設定ファイル、ログなどのプログラム資源に対して、セキュリティ面から利用者を限定するための権限設定を行います。
また、現在のセキュリティ権限グループの表示を行います。

■オプション

-u バッチシステム利用グループ名

バッチシステム利用グループ名を変更したい場合に、バッチシステム利用グループのOSのグループ名を指定します。"root"は指定できません。
本オプションを省略した場合は、インストール時に指定したバッチシステム利用者のグループでバッチシステム利用グループのセキュリティ権限を設定します。

-m Interstage運用グループ名

Interstage運用グループを変更したい場合に、Interstage運用グループのOSのグループ名を指定します。
本オプションを省略した場合は、インストール時に指定したInterstage運用者のグループでInterstage運用グループのセキュリティ権限を設定します。

-l

バッチシステム利用グループ名、Interstage運用グループ名を表示します。
表示する情報を以下に示します。

項目名

意味

batch system users group

バッチシステム利用グループ名

Interstage Operation Group

Interstage運用グループ名

■実行可能ユーザ

システム管理者(スーパユーザ)

■使用例

バッチシステム利用グループ、およびInterstage運用グループを変更します。

# btfwsetsecuritymode -u usergroup -m managegroup
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03500: Completed to change security mode.

現在のバッチシステム利用グループ名、Interstage運用グループ名を表示します。

# btfwsetsecuritymode -l
batch system users group = usergroup
Interstage Operation Group = managegroup

■コマンドの復帰コード

0:正常終了
上記以外:異常終了

■注意事項


ログ出力サービス停止コマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwstoplog”を参照してください。


issetsecuritymodeコマンドについては、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。


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