Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第4章 保守> 4.4 バッチサーバ環境の変更> 4.4.3 バッチ業務の変更

4.4.3.9 セキュリティ権限グループの変更

インストール時に指定したバッチシステム利用者のOSのグループ名およびInterstage運用者のOSのグループ名をインストール後に変更することができます。
現在のセキュリティ権限グループ名を確認したい場合は、btfwsetsecuritymodeコマンドで行います。

セキュリティ権限グループの変更は、以下の手順で行います。

■バッチシステムの運用停止

バッチシステムの運用停止”の手順に従って行ってください。

■ログ出力サービスの停止

ログ出力サービス停止コマンドにより、ログ出力サービスを停止してください。


ログ出力サービス停止コマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”の"apfwstoplog"を参照してください。

■セキュリティ権限グループの変更

セキュリティ権限グループの変更は、btfwsetsecuritymodeコマンドで行います。
バッチシステム利用グループを"usergroup"に変更し、Interstage運用グループを"managegroup"に変更する実行例を以下に示します。

btfwsetsecuritymode -u usergroup -m managegroup



btfwsetsecuritymodeコマンドの詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

■ユーザ資産の権限変更

バッチアプリケーションで使用するファイル、バッチワークユニットの配備元資源、ジョブスプール格納ディレクトリ、およびジョブログスプール格納ディレクトリなどのユーザ資産については、必要に応じて手動で権限を変更してください。

■Interstageの権限変更

Interstage Application Serverが強化セキュリティモードの状態で、Interstage運用グループを変更した場合、issetsecuritymodeコマンドでセキュリティ権限を変更する必要があります。
Interstage運用グループを"managegroup"に変更する実行例を以下に示します。

issetsecuritymode -g managegroup


issetsecuritymodeコマンドについては、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

■システムの再起動

OSシステムを再起動してください。

■バッチシステムの運用開始

バッチシステムの運用開始”の手順に従って行ってください。


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