Interstage Job Workload Server 運用ガイド
|
目次

|
2.1.1.1.2 ネーミングサービスの起動
ネーミングサービスを起動する、javaコマンドの形式を以下に示します。
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService [ポート番号] & |
- ポート番号
ネーミングサービスの使用するポート番号を指定します。
省略した場合、10326になります。
ポート番号は、バッチサーバ環境の作成時に、バッチセットアップ情報ファイルの「バッチジョブ定義データベースのJDBCに関する情報」に指定した値となります。

バッチセットアップ情報ファイルについては、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチセットアップ情報ファイルの設定”を参照してください。
◆実行例
javaコマンドの実行例を以下に示します。
ポート番号が10326の場合
# csh
% java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService 10326 &
〜 通知される情報など 〜
% exit
# |

- ネーミングサービスは、バッチ実行基盤が稼働している間、サービスとして運用を続ける必要があります。そのためには、例に示したように、以下の手順での操作が必要です。
- Cシェルを起動する。
- Cシェルの状態で、コマンドの最後に"&"を付けて、バックグラウンドで実行する。
- Cシェルを終了する。
- Cシェル以外のシェルで、コマンドの最後に"&"を付けて、バックグラウンドで実行した場合、ログアウトのためにexitまたはCtrl+Dを投入すると、起動していたネーミングサービスのプロセスが終了されます。
- ネーミングサービスを起動すると、"main"や"Thread"で始まるメッセージが出力されますが、対処は不要です。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007,2008