プリンタエミュレータは、さまざまなプリンタ装置や運用方法に対応するため、次のような印刷形態をサポートしています。
装置データ印刷とは、プリンタエミュレータ内部でプリンタシーケンスを作成し、印刷を行う形態です。この印刷形態は、出力方法により「Windows経由印刷」と「ダイレクト印刷」に分けられます。また、どちらの形態でも印字にはプリンタ装置に登録されているフォント(デバイスフォント)を使用しています。
- ■Windows経由印刷
Windows経由印刷とは、プリンタエミュレータで作成したプリンタシーケンスをWindows Vista(R)のスプール経由で印刷する形態です。この形態は、Windows Vista(R)のスプールを経由しているため、プリンタ装置のエラーなどの状態を判断することはできません。
- ■ダイレクト印刷
ダイレクト印刷とは、プリンタエミュレータで作成したプリンタシーケンスを、Windows Vista(R) のスプールを経由しないで印刷する形態で、プリンタ装置のエラーなどの情報を獲得することができます。ただし、プリンタ装置専用のドライバが必要です。