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Kシリーズ端末エミュレータV7.1 使用手引書

12.1 プリンタエミュレータの印刷形態

プリンタエミュレータは、さまざまなプリンタ装置や運用方法に対応するため、次のような印刷形態をサポートしています。

装置データ印刷

装置データ印刷とは、プリンタエミュレータ内部でプリンタシーケンスを作成し、印刷を行う形態です。この印刷形態は、出力方法により「Windows経由印刷」と「ダイレクト印刷」に分けられます。また、どちらの形態でも印字にはプリンタ装置に登録されているフォント(デバイスフォント)を使用しています。

Windows経由印刷

Windows経由印刷とは、プリンタエミュレータで作成したプリンタシーケンスをWindows Vista(R)のスプール経由で印刷する形態です。この形態は、Windows Vista(R)のスプールを経由しているため、プリンタ装置のエラーなどの状態を判断することはできません。

■ダイレクト印刷

ダイレクト印刷とは、プリンタエミュレータで作成したプリンタシーケンスを、Windows Vista(R) のスプールを経由しないで印刷する形態で、プリンタ装置のエラーなどの情報を獲得することができます。ただし、プリンタ装置専用のドライバが必要です。

注意

  • 装置データ印刷は、ASPホストの印刷のみ有効です。DSC印刷(GS等、Mシリーズ系からの印刷)は行えません。

  • 使用するプリンタ装置によって、プリンタエミュレータで利用可能な印刷形態が異なります。プリンタ装置とサポートする印刷形態の対応についてはソフトウェア説明書を参照してください。