PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書 4.1 - for Linux -
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目次

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3.5 クラスタ運用中の Oracle system パスワード変更手順
クラスタ運用中に Oracle system ユーザパスワードを変更する場合は、以下の手順を実施してください。
- Oracleインスタンスリソースの監視を中断する
hvoradisable を実行し、Oracleインスタンスリソースの監視を中断します。hvoradisableコマンドについては "4.1 hvoradisable - リソース監視の中断" を参照してください。実行後、syslogに監視中断のメッセージ
[Info] [0101] Fault Watching is disable
が出力されたことを確認し、次の手順に進んでください。
- Oracle system ユーザパスワードを変更する
Oracle system ユーザパスワードを変更します。変更方法はOracleのマニュアル等を参照してください。
- Wizard for Oracle に Oracle system ユーザパスワードを設定する
clorapass を実行し、Wizard for Oracle に Oracle system ユーザパスワードを設定します。clorapassコマンドについては "4.3 clorapass - 監視用パスワードの設定" を参照してください。
- Oracleインスタンスリソースの監視を再開する
hvoraenable を実行し、Oracleインスタンスリソースの監視を再開します。hvoraenableコマンドについては "4.2 hvoraenable - リソース監視の再開" を参照してください。実行後、syslogに監視再開のメッセージ
[Info] [0102] Fault Watching is enable
が出力されていることを確認してください。

スケーラブル(RAC)運用においてOracle system ユーザパスワードを変更する場合、Oracle system ユーザパスワードを変更する全てのノードで監視を停止してから設定してください。変更した全ての Oracle インスタンスについて clorapass による Oracle system ユーザパスワードの設定を行ってください。
スタンバイ運用においてOracle system ユーザパスワードを変更する場合、上記手順1、4のみを待機ノードでも実施してください。
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