ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第11章 運用保守 | > 11.3 バックアップ中に発生したハードウェア障害等の対処方法 |
テープにハードウェア障害が発生した場合の対処方法については、「テープにハードウェア障害が発生した場合の対処方法」を参照してください。
テープ以外のハードウェア障害等が発生した場合の対処については、以下の対処フローにしたがってください。
エラーコードの意味は以下の通りです。
[表: エラーコードの意味]
エラーコード |
意味 |
---|---|
0xBA |
以下のa)またはb)のときに、業務ボリュームに不良セクタが作成された。 a)QuickOPCが物理コピー未実施かつトラッキング処理中である b)EC/RECがサスペンド状態(複製確立状態)である (注) |
0xBA以外 |
上記以外のエラーが発生した。 |
エラーコード0xBAは以下のディスクアレイ装置の場合にのみ返却されます。
上記以外のディスクアレイ装置の場合には、エラーコード0xBAが示す事象が発生することはありません(上記a)またはb)のときに、複写元ボリュームに不良セクタが発生しても、コピー状態は変化しません)。
業務ボリュームにハードウェア障害が発生した場合、以下の手順に従って障害の復旧作業を行ってください。
バックアップボリュームにハードウェア障害が発生した場合、以下の手順に従って障害等の復旧作業を行ってください。
業務ボリュームに不良セクタが発生した場合、以下の手順に従って業務ボリュームの復旧を行ってください。
上位ソフト(ファイルシステム、DBMS等)から再構築できる領域である場合は再構築を行う。
不良セクタ領域が未使用領域やテンポラリ領域のような使用されていない領域である場合は専用ツール(例:UNIXのddコマンド)で書き込みを行う。
リストア実行コマンド(acmrestore)を使用して、バックアップボリュームから業務ボリュームを復旧する(なお、不良セクタが発生したコピー処理のバックアップボリュームにバックアップ履歴情報がある場合、そのバックアップボリュームからの復旧も可能です)。
バックアップ履歴情報が存在しない場合は、業務ボリュームの復旧はできません。
テープにハードウェア障害が発生した場合、以下の手順に従って障害の復旧作業を行ってください。
tsm> update volume <ボリューム名> access=readonly |
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