ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第6章 バックアップ運用(Symfoware) | > 6.5 運用 |
Symfowareのスナップショット型高速バックアップは、業務ボリュームまたはロググループを指定して、バックアップ実行コマンド(acmbackup)を用いて行います。ディスクおよびテープへのバックアップは、-mオプションにBOTH を指定して実行します。ロググループ指定によるバックアップを行う場合、そのロググループに含まれる業務ボリュームすべてを一度にバックアップします。
次に挙げる方法でバックアップを行うことができます。
バックアップ方法 |
説明 |
---|---|
通常ダンプ |
アーカイブログ運用中(通常運用中)のデータベースをバックアップします。 |
参照ダンプ |
長期保存等の目的のためにアーカイブログ運用から切り離されたデータベースをバックアップします。 |
注)参照ダンプでバックアップする場合、Symfowareの“rdbrtr”コマンドを用いて、バックアップする業務ボリューム内の全DSI(実表に対してその格納構造を表現するもの)に更新抑止を設定(データ書き込み不可状態)する必要があります。
ロググループに含まれる業務ボリュームを個別にバックアップする場合は、参照ダンプは指定できません。
Symfowareでは、テープのみを指定したバックアップはできません。
Symfowareの同期型高速バックアップは、以下の手順で行います。
バックアップ方法 |
説明 |
---|---|
通常ダンプ |
アーカイブログ運用中(通常運用中)のデータベースをバックアップします。 |
参照ダンプ |
長期保存等の目的のためにアーカイブログ運用から切り離されたデータベースをバックアップします。 |
注)参照ダンプでバックアップする場合、Symfowareの“rdbrtr”コマンドを用いて、バックアップする業務ボリューム内の全DSI(実表に対してその格納構造を表現するもの)に更新抑止を設定(データ書き込み不可状態)する必要があります。
業務ボリュームとバックアップボリュームが等価状態になる前にバックアップ実行コマンド(acmbackup)を実行すると、コマンドはエラーとなります。
Symfowareでは、テープのみを指定したバックアップはできません。
同期型高速バックアップでは、同期処理を停止または一時停止(サスペンド)することによりバックアップが作成されます。バックアップ実行コマンド(acmbackup)をサスペンド指定で実施すると、Suspend/Resume機能により、同期処理を一時停止(サスペンド)してバックアップを行います。
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