ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 - Microsoft(R) Windows(R) 2000 - - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 - |
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第8章 レプリケーション運用 | > 8.2 運用設計 |
レプリケーション対象となる複製元ボリューム/複製先ボリュームを決定します。
複製元ボリュームとは、複製対象となるオリジナルデータが格納されているボリュームです。
複製先ボリュームとは、複製元ボリュームのデータを格納するボリュームです。
さらに、複製元ボリューム/複製先ボリュームに与える以下の属性を決定します。
コピー方向
レプリケーション運用で使用するコピー方向を決定します。以下のどちらかを指定します。
“双方向コピー”:複製元ボリュームと複製先ボリューム間で双方向のコピーを行います。複製先から複製元へのコピーは、リストア用途に使用できます。
“一方向コピー”:複製元ボリュームから複製先ボリュームへのコピーのみを行います。運用上、複製先から複製元へのコピーを禁止したい場合に使用できます。
操作サーバ(サーバ間レプリケーションの場合のみ)
サーバ間レプリケーションの場合、対象となる複製元ボリューム/複製先ボリュームに対するレプリケーション操作は、複製元サーバ、複製先サーバのいずれかのみで実行可能とするか、両方サーバで実行可能とするかを設定できます。
“複製元サーバ”:複製元ボリュームが接続されているStorageサーバを操作サーバにします。
“複製先サーバ”:複製先ボリュームが接続されているStorageサーバを操作サーバにします。
“両サーバ” :複製元サーバ、複製先サーバの両方を操作サーバにします。
また、複数の複製元ボリューム/複製先ボリュームから構成されるグループを作成することができます。これにより、複数の複製元ボリューム/複製先ボリュームの操作をグループ単位でまとめて行うことが可能になります。本機能の詳細については、「グループの作成」を参照してください。
本書ではレプリケーション操作を実施するStorageサーバを操作サーバと呼び、複製元サーバ、複製先サーバのいずれかを指定します。
操作サーバでは、全てのレプリケーション機能が利用可能です。これに対して、操作サーバではないサーバからは、情報表示と運用解除機能だけが利用可能です。
ボリュームを複製元ボリューム/複製先ボリュームとして設定するためには、考慮すべき点がいくつかあります。詳細については、「全般的な注意事項」を参照してください。
レプリケーション対象を決定する際に注意する点として、「全般的な注意事項」をご理解ください。
論理ディスクのサイズについて
論理ディスクの種類について
バックアップ、レプリケーション対象について
Windows 2000/Windows Server 2003のダイナミックボリュームについて
ディスクの構成について
レプリケーション運用では、Logical Unit(ディスク)単位コピーを行うことができます。
Logical Unit(ディスク)単位コピーは、以下のディスク形式をサポートしています。
MBRディスク形式(DOS形式)
GPTディスク形式
Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合は、「Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合の注意事項」を参照してください。
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