ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 - Microsoft(R) Windows(R) 2000 - - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 - |
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第3章 認証機構によるセキュリティ運用 |
AdvancedCopy ManagerのWeb画面を利用すると、マウスの操作のみで、バックアップ管理、レプリケーション管理機能が簡単に行えます。このため、不用意に画面操作を実施すると、データを破壊してしまう危険性があります。
このため、AdvancedCopy Managerでは、ユーザー単位にバックアップ運用、レプリケーション運用に対するアクセス権を設定できる機能(認証機構)を提供しています。本機能を利用する事で、バックアップ運用、レプリケーション運用のセキュリティを実現します。
AdvancedCopy Managerで利用可能なユーザーは、以下の条件を満たすユーザーです。
ユーザ名が20文字以内の英数字、または、10文字以内の日本語
上記ユーザーに対するパスワードが14文字以内の英数字
Windows 2000/Windows Server 2003上で運用する場合、以下の注意事項があります。
NetBIOS over TCP/IPの設定
Windows 2000/Windows Server 2003で使用するときには、TCP/IPの詳細設定において、NetBIOS over TCP/IPを無効にしないでください。この設定は、Windows 2000/Windows Server 2003のインストール時には有効になっています。誤って無効としてしまった場合には、以下の方法で有効としてください。
コントロールパネルの[ネットワークとダイアルアップ接続]を開いて、[ローカルエリア接続]のプロパティを開きます。
[TCP/IPのプロパティ]の[詳細設定]ボタンを選択し、[TCP/IP詳細設定]の画面を開きます。
WINSのタグを開き、“NetBIOS over TCP/IPを有効にする”をチェックします。
ユーザプリンシパル名でのアクセス制御
Windows 2000/Windows Server 2003で導入されたユーザプリンシパル名でのユーザ認証、アクセス制御はできません。ユーザプリンシパル名とは、Windows 2000/Windows Server 2003でActiveDirectoryを導入することによって使用できるユーザの表現方法です。ユーザプリンシパル名は、“ユーザ名@DNS名”で表現されます。
Windows 2000/Windows Server 2003でのパスワード長について
Windows 2000/Windows Server 2003ではパスワードに127文字以内の英数字を指定できますが、AdvancedCopy Managerでは14文字以内の英数字が有効です。
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