ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 - Microsoft(R) Windows(R) 2000 - - Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 -
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第1章 AdvancedCopy Managerの概要

1.5 AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について

AdvancedCopy Managerでは、ディスクアレイ装置内のデバイス(物理ディスク)を管理します。各デバイスは、デバイスを識別するユニークな識別子(AdvancedCopy Managerデバイス)にて管理されます。AdvancedCopy Managerデバイス名は、以下の形式となります。

[表: AdvancedCopy Managerデバイス名]

デバイス名

説明

・g?d?p?
または
・ディスククラス名/ミラーボリューム:g?d?p?
または
・g?d?

  • g、d、pは以下の意味を持ちます。
    [GR装置]
    g、d、pはそれぞれ、GR装置番号、OLU番号、パーティション番号
    [非GR装置]
    g、d、pはそれぞれ、“0”固定、サーバ内通し番号、パーティション番号

  • SDXオブジェクトの場合
    ディスククラス名:SDXオブジェクトのディスククラス名
    ミラーボリューム名:SDXオブジェクトのミラーボリューム名

  • Logical Unit(ディスク)単位の場合
    p?が付いていないg?d?のデバイス名はLogical Unit(ディスク)単位であることを表す

※ 非GR装置のデバイス名(g?d?p?)について

g:非GR装置の場合は “0” 固定です。

d:デバイスが接続されているサーバ内でユニークとなるAdvancedCopy Manager独自の番号です。ディスクの管理上のディスク番号とは異なります。

p:GR装置の規則と同様

※ 管理対象外デバイス

パーティション単位の場合には、以下のデバイスは管理対象外となります。

AdvancedCopy Managerにおける運用では、このAdvancedCopy Managerデバイス名を利用します。

AdvancedCopy Managerデバイス名は、ディスクの管理上の管理名(パーティション/論理ドライブ)と1対1に対応づけられますが、ディスクの管理上の管理番号とは一致しません。このため、AdvancedCopy Managerでは、AdvancedCopy Managerデバイス名とディスクの管理表記の対応付けを容易にするよう、“ブロックデバイス名”という形で、画面表示しています。

“ブロックデバイス名”は、以下の形式となります。

disk?p?

disk?:ディスクの物理番号です。すなわち、ディスクの管理で表示されるディスク番号です。

p?:AdvancedCopy Managerデバイス名のp?と同じ値が表示されます。

“AdvancedCopy Managerデバイス名”と“ブロックデバイス名”の関係は、デバイス一覧画面またはデバイス情報表示コマンドで参照可能です。デバイス一覧画面の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「デバイス一覧画面」を参照してください。デバイス情報表示コマンドの詳細については、「デバイス情報表示コマンド(stgxfwcmdispdev)」を参照してください。

2TBを超えるディスクの運用を行う場合は、「全般的な注意事項」の「大容量ディスクの運用について」を参照してください。

Logical Unit(ディスク)単位の運用を行う場合は、「Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合の注意事項」を参照してください。

■対象ファイルシステム

業務に登録できるデバイスのファイルシステムは、以下のとおりです。


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