Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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付録A IDL定義 | > A.7 データ型と型宣言 |
構造体の宣言の書式を以下に示します。
struct データ型名 { 構造体メンバの宣言 }; |
構造体メンバの宣言の書式を以下に示します(typedefは使用しません)。
基本データ型 メンバ名; シーケンス型 メンバ名; 構造体 メンバ名; 共用体 メンバ名; 固定小数点型 メンバ名; スコープ名 メンバ名; |
メンバ名には単独の識別子か配列を指定します。構造体メンバは1つ以上必要であり、空の構造体は許されていません。メンバ名には単独の識別子か配列を指定します。
以下に構造体の記述例を示します。
module A { typedef long B; }; struct S { string name; short number; long value; ::A::B s; };
再帰的な型宣言は、シーケンス型を用いたものだけが許されています。
struct aaa { long l; sequence<aaa> bbb; };
構造体名を定義するために、 typedefを使うこともできます。
IDLのstruct型はC言語のstruct型と異なり、構造体の宣言を意味します。このため、構造体のメンバに構造体を宣言する場合は、以下のように記述します。
struct A { char xx; }; struct B { A yy; };
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