Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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付録A IDL定義 |
モジュールは、IDLのメソッド名や型名などが他のIDLと重複しないように、オブジェクトのグループ化宣言を行うものです。モジュール宣言では、モジュールとモジュールを束ねて、さらに大きなモジュールを宣言することができます。以下に、モジュール宣言の書式を示します。
module モジュール名 { IDLの繰り返し }; |
モジュール宣言の例を以下に示します。
module Module1 { // モジュール宣言 module Module2 { // モジュール宣言 typedef Object otype; // 型宣言 interface Func1 { // インタフェース宣言 otype Open(in string name); // オペレーション宣言 }; }; interface Func1 { // インタフェース宣言 exception FuncException { string reason; }; Module1::Module2::otype Open(in string name) // オペレーション宣言 raises(FuncException); }; };
上記の例のように、モジュールModule1のモジュールModule2内、およびモジュールModule1内の両方で、同名のインタフェースFunc1が宣言された場合、Func1は以下のように別々のインタフェースとして扱うことができます。
<1> Module1::Module2::Func1 <2> Module1::Func1
CORBA-JavaアプリケーションをJDK1.4上で開発する場合は、モジュール宣言を行う必要があります。モジュール宣言がない場合は、Javaコンパイラでエラーが発生します。
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