Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第12章 CORBAアプリケーションの高度な使い方

12.1 Factory

 Factoryインタフェースは、ユーザプログラムのサーバアプリケーションに実装します。IDLに以下のインタフェース定義を追加します。

備考

 Factoryインタフェースを用いたアプリケーションは、C++言語およびJava言語において使用することができます。
 Java言語のFactoryについては、“インスタンス管理とアプリケーション形態”を参照してください。
 ここでは、C++言語のFactoryについて説明します。

IDL定義

  interface factory {
      Object create_obj();  /* オブジェクトリファレンスを作成するメソッドを定義 */
  };

 ここでは、以下のIDL定義に従って、Factoryの実装について説明します。

  module ODsample {
        interface intf1 {
                attribute long      x; 
                attribute string    y; 
                void destroy();
        };
        interface factory {
                intf1 create_obj();
        };
  };

下へ12.1.1 サーバアプリケーションのプログラミング
下へ12.1.2 クライアントアプリケーションのプログラミング
下へ12.1.3 private領域の実装
下へ12.1.4 クライアントごとのprivateデータの初期化
下へ12.1.5 終了処理のプログラミング
下へ12.1.6 クライアントとの接続切断時の処理関数の登録

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