Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第10章 ネーミングサービスのプログラミング

10.7 日本語バインディング名の使用方法

 日本語バインディング名を使用する場合は、以下の方法で行います

  1. isinit,odadminによるネーミングサービスの環境設定する際に、日本語名を使用する設定を行います。指定できるコード系は、SJIS、EUC、およびSJISMSです。
  2. クライアントアプリケーションを起動する際に、環境変数OD_CODE_SETにクライアントが動作するコード系を設定します。

 1で指定されたネーミングサービスのコード系と、2で指定されたクライアントのコード系の間で、通常の文字型データとしてのコード変換処理が行われ、日本語のバインディング名を使用することが可能になります。コード系の組み合わせや制限については、CORBAサービスのコード変換機能に依存します。
 ネーミングサービスのデータベースには、1で指定されたネーミングサービスのコード系でバインディングデータが格納されます。

 1でネーミングサービスのコード系を設定しても、2でクライアントのコード系が設定されていない場合、コード変換が行われないため、クライアントから送られたデータがそのままネーミングサービスのデータベースに格納されます。

 以下のコマンドは、ネーミングサービスのクライアントアプリケーションとして動作します。


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