Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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第7章 アプリケーションの開発(COBOL) |
可変長データは、データをクライアントへ返却後、スケルトン中で自動的に解放します。
そのため、解放したくないデータについては、そのデータをどこか別の領域に複写しておく必要があります。文字列(string)を例に説明します。
しかし、any、sequenceのような複雑な型の場合には、コピーする処理が複雑なため、リリースフラグを設定し、解放する/しないを設定できるようになっています。
リリースフラグの設定方法について述べます。
変数型 |
設定方法 |
any |
CORBA-ANY-SET-RELEASEを使用。デフォルトはCORBA-FALSE-VALUE(注) |
sequence |
CORBA-SEQUENCE-SET-RELEASEを使用。デフォルトはCORBA-FALSE-VALUE(注) |
注) CORBA-TRUE-VALUEのとき解放されます。CORBA-FALSE-VALUEのときは解放されません。
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