Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
目次
索引
![]() ![]() |
第5章 アプリケーションの開発(C++言語) | > 5.3 サーバアプリケーションのプログラミング(Portable Object Adapter:POA) | > 5.3.4 静的スケルトンインタフェース |
POAに関連付けられたPOAManagerのactivate()を発行することで、クライアントからの受信待ち状態となります。activate()発行直後にORBクラスのrun()メソッドを発行します。これにより、サーバアプリケーションは終了せず待機状態となります。
【POAManagerの活性化】
try { // POAマネージャのactivate PortableServer::POAManager_ptr poa_manager; poa_manager = rootPOA->the_POAManager( env ); poa_manager->activate(); orb->run( env ); } catch( CORBA::Exception& e ) { ...//例外処理 }
動作上、activate()発行時に終了待機状態となるため、run()メソッドには制御は移りません。このため、run()メソッドは機能的には何も行いません。しかし、アプリケーションの可搬性の面からrun()メソッドを記述することが推奨されます。
目次
索引
![]() ![]() |