Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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第2章 CORBAアプリケーション開発時の留意事項 | > 2.2 コンパイル・リンク | > 2.2.5 サーバアプリケーションのコンパイル・リンク例 (Solaris OE) |
odsvapl.cbl:主プログラムソース(初期化処理部)
odsvapl_sub.cbl:副プログラムソース(I/F実装部)
IDL_A_B_skel.cbl:スケルトンソース
IDL_cdr.cbl:CDRソース
odsvapl:サーバアプリケーション実行可能ファイル
libA-B.so: サーバアプリケーション共有オブジェクト
% cat IDL.idl |
「Sun日本語COBOL」によりスレッドモードのアプリケーションを作成する場合は、別途「COBOL拡張オプション 2.0」が必要です。
COBOLで作成するCORBAアプリケーションは、動的リンク構造である必要があります。動的プログラム構造は動作保証されないため、翻訳オプションとして“DLOAD”は指定しないでください
COBOLソースをコンパイルする際、"-dy"オプションは指定しないでください。誤って指定していた場合、アプリケーション実行時にCORBAサービスが提供するCOBOL用ライブラリ("libOMcbl.so","libOMircbl.so")の呼び出しに失敗し、"BAD_OPERATION"例外が発生します。
スレッドライブラリ(libthread.so)は、他のライブラリ群の中で必ず先頭にくるよう指定してください。リンク後、lddコマンドによりシステムライブラリ"libc.so" より上方に"libthread.so" がリンクされていることを確認してください。"libthread.so" が"libc.so" より下方にリンクされている場合、スレッドライブラリが正常に機能せず、アプリケーション誤動作の要因となるため、注意が必要です。
% ldd libA-B.so
libthread.so.1 => /usr/lib/libthread.so.1
: :
libc.so.1 => /usr/lib/libc.so.1
: :
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