Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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第2章 CORBAアプリケーション開発時の留意事項 | > 2.1 コーディング |
ORBの初期化関数(C言語の場合はCORBA_ORB_init)に渡す引数には、main関数に渡されるargcおよびargvをそのまま渡すようにしてください。
アプリケーション |
初期化方法 |
コンソールアプリケーション |
main()関数の引数argc、argvを、CORBA_ORB_init()に渡します。詳細は、サンプルプログラム(C言語の場合はsimple_sのソースsimple_s.c)を参照してください。 |
Windows(R)アプリケーション |
WinMain()関数の第3引数から、CORBA_ORB_init()に渡す形式にデータを変換します。詳細は、サンプルプログラムmsg_sのソースmsg_s.cを参照してください。データを変換するルーチンget_arg()は、arg.cに記述されています。 |
アプリケーション |
初期化方法 |
システムのアプリケーション |
main()関数の引数argc、argvを、CORBA_ORB_init()に渡します。詳細は、サンプルプログラム(C言語の場合はsimple_sのソースsimple_s.c)を参照してください。 |
Windows(R)アプリケーション |
WinMain()関数の第3引数から、CORBA_ORB_init()に渡す形式にデータを変換します。 |
Windows(R)アプリケーションでは、EXE部分以外でCORBA_ORB_init()を呼び出す場合、またはVisual Basicから呼び出されるDLLでCORBA_ORB_init()を呼び出す場合は、ODWIN.DLLをあらかじめEXE部分またはVisual Basicの処理内でロード処理を行い、ODWIN.DLLのロードカウンタに1を加算する必要があります。また、アプリケーションの終了時には、1を加算したロードカウンタを保持している必要があります。
ORBの初期化関数は、CORBAの機能を使用するプロセスで1回だけ呼び出すようにしてください。
クライアントアプリケーションにおいてサーバメソッドの呼出しは、ORBの初期化関数が正常終了した後に行ってください。ORBの初期化処理が完了する前にサーバメソッド等を呼び出した場合、“UNKNOWN”例外が通知されます。
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