Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
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12.7 Webアプリケーションファイルの編集
以下の設定について、WARファイル(soap.warまたはsoap_dev.war)中のWebアプリケーションファイル(web.xml)を編集して配備することで、Webサービス・コンテナをカスタマイズができます。
- セションタイムアウト時間の変更
- Webサービス情報管理ファイルのカスタマイズ
- Webサービス情報管理の更新権限
- Webサービス情報管理ファイルの場所指定
- Webサービス情報の読み込みモードの変更
サーバシステムのアプリケーションでセション管理を使用する場合のセションタイムアウト時間(単位:分)を変更できます。
セションタイムアウト時間は、session-configタグで、セションパラメタとしてタイムアウト時間をsession-timeoutタグで指定します。省略値は30分です。
セション管理のタイムアウト時間を10分に設定します。
<web-app>
:(略)
<session-config>
<session-timeout>
10
</session-timeout>
</session-config>
:(略)
</web-app> |
■Webサービス情報管理ファイルの管理方法のカスタマイズ
以下の項目を変更することにより、Webサービス・マネージャがWebサービス情報管理ファイルへのアクセス方法などをカスタマイズできます。
◆Webサービス情報管理ファイルのアクセス権限(web_app_kind)
- admin(管理者権限)
Webサービス・マネージャはsoapmodifyddコマンドからの更新系リクエスト(-deploy, -undeploy, -replaceオプションなど)により、Webサービス情報の登録内容を更新します。
- user(使用者権限)
Webサービス・マネージャはWebサービス情報の登録内容を更新できません。
soapmodifyddコマンドからの参照系リクエスト(-list, -queryオプションなど)により、Webサービス情報の登録内容を取り出します。
Webサービス情報管理ファイルが配置されているディレクトリ名を指定します。
初期値の"Interstage-SOAP-Install-Path"は以下と同じ意味です。
- %IS_HOME%F3FMsoap\etc\DeployService
- /opt/FJSVsoap/etc/DeployService



- 本パラメタを省略した場合は、Webアプリケーションのルートディレクトリが、相対パスを指定した場合は、Webアプリケーションのルートディレクトリからの相対パスとみなします。
- 指定したパス名下にWebサービス情報管理ファイルが存在している必要があります。初期値と異なるパス名を指定する場合は、指定するパス名下にWebサービス情報管理ファイルを複写してください。
Webサービス・コンテナのWebサービス情報の読み込みモードを指定します。省略値は"develop"です。
- develop(開発環境モード)
クライアントアプリケーションからのリクエストごとにWebサービス情報の更新確認(登録/変更/削除)を行い、更新されていた場合はWebサービス情報を読み込みます。
- employ(運用環境モード)
Webサービス・コンテナ起動時に1度だけWebサービス情報管理ファイルからすべてのWebサービス情報を読み込みます。
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