Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
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第9章 Webサービス情報の管理> 9.4 Webサービス識別名とURL

9.4.2 クライアントシステムのディプロイメントで指定するWebサービス識別名

■ クライアントシステムのディプロイメントで指定するWebサービス識別名の記述内容

 Webサービス識別名は、アプリケーションがWebサービスを呼び出しを行う際に、Interstage SOAPサービスが参照するWebサービス情報を識別するための名前で、クライアントシステムで一意である必要があります。
 Webサービス識別名は、以下のように記述してください。

■ Messaging方式のアプリケーション中に記述するWebサービス識別名

 送信するSOAPメッセージのSOAPボディの子要素に指定するネームスペース名をWebサービス識別名として指定します。

■ RPC方式のアプリケーション中に記述するWebサービス識別名

 リモート呼び出し先であるオペレーション名のネームスペース名を指定します。オペレーション名は、javax.rpc.CallクラスのsetOperationNameメソッドのパラメタに指定する値です。
 オペレーション名のネームスペース名は、WSDLの"binding"要素の"input"子要素の"body" SOAPバインディング拡張要素のnamespace属性の値です(下記WSDLの例ではurn:sample-rpc-serviceです)。

●WSDLの例

  :
 <binding name="sampleBinding" type="sample">
  <operation name="opInt">
   <input>
    <soap:body encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/" use="encoded namespace="urn:sample-rpc-service"/>
   </input>
   <output>
    <soap:body encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/" use="encoded namespace="urn:sample-rpc-service"/>
   </output>
  </operation>
  :



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