Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド

3.1 環境変数の設定

　Webサービス・コンテナ、Webサービスを構成するアプリケーションが動作するために必要なパス(ディレクトリ名/ファイル名)が環境変数に設定されていることを確認してください。
　CORBA/SOAPゲートウェイを使用する場合は、注意事項も合わせて確認してください。

環境変数	内容	対象
CLASSPATH	以下のJARファイルを指定します。 %IS_HOME%\J2ee\lib\isj2ee.jar Interstage SOAPサービスのJARファイル [JDK1.3.1の場合] 　%IS_HOME%\F3FMsoap\lib\issoap.jar [JDK1.4の場合] 　%IS_HOME%\F3FMsoap\lib\issoap4.jar (Webサービスのクライアントアプリケーションの場合は、%IS_HOME%\F3FMsoap\lib\issoap.jar でも構いません) JDKのインストールディレクトリ\jdk\lib\tools.jar (Webサービスのクライアントアプリケーション、CORBA/SOAPゲートウェイの場合は、設定する必要はありません。) 　CORBA/SOAPゲートウェイを使用する場合、以下のJARファイルおよびディレクトリを追加指定します。 CORBAサービスのJava2向けJARファイル [JDK1.3.1の場合] 　%IS_HOME%\odwin\etc\class\ODjava2.jar [JDK1.4の場合] 　%IS_HOME%\odwin\etc\class\ODjava4.jar IDLcコマンドまたはJ2EE Deploymentツールで生成したJavaクラスファイルを格納したディレクトリ 　J2EE Deploymentツールで作成したCORBA/SOAPサーバゲートウェイを使用する場合、以下のJARファイルを追加指定します。 [JDK1.3.1の場合] 　%IS_HOME%\EJB\lib\fjcontainer32.jar [JDK1.4の場合] 　%IS_HOME%\EJB\lib\fjcontainer34.jar	Webサービス・コンテナ Webサービスのサーバおよびクライアントアプリケーション CORBA/SOAPサーバゲートウェイ CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ Webサービス運用コマンド soapmodifydd soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw soapdd2wsdd
JAVA_HOME	以下のディレクトリを設定します。 　・JDKのインストールディレクトリ	Webサービスのサーバおよびクライアントアプリケーション クライアントシステムのWebサービス情報編集ツール CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ Webサービス運用コマンド soapmodifydd soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw soapdd2wsdd
PATH	以下のディレクトリを設定します。 　・%JAVA_HOME%\bin 　・%IS_HOME%\F3FMsoap\bin	Webサービス運用コマンド soapmodifydd soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw soapdd2wsdd
	J2EE Deploymentツールで作成したCORBA/SOAPサーバゲートウェイを使用する場合、以下のディレクトリを指定します。 　・%IS_HOME%\j2ee\bin	CORBA/SOAPサーバゲートウェイ
OD_HOME	以下のディレクトリを指定します。 　・%IS_HOME%\odwin	CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ Webサービス運用コマンド soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw

　

　環境変数はシステム環境変数に設定してください。またシステム環境変数を設定した場合は、システムを再起動してください。
　J2EE Deploymentツールで作成したCORBA/SOAPサーバゲートウェイを使用する場合は、“J2EE ユーザーズガイド”の“EJB編”の“ORB(Object Request Broker)の指定”を参照してください。

環境変数	内容	対象
CLASSPATH	以下のJARファイルを指定します。 /opt/FJSVj2ee/lib/isj2ee.jar Interstage SOAPサービスのJARファイル [JDK1.3.1の場合] 　/opt/FJSVsoap/lib/issoap.jar [JDK1.4の場合] 　/opt/FJSVsoap/lib/issoap4.jar (Webサービスのクライアントアプリケーションの場合は、/opt/FJSVsoap/lib/issoap.jarでも構いません) JDKのインストールディレクトリ/jdk/lib/tools.jar (Webサービスのクライアントアプリケーション、CORBA/SOAPゲートウェイの場合は、設定する必要はありません。) 　CORBA/SOAPゲートウェイを使用する場合、以下のJARファイルおよびディレクトリを追加指定します。 CORBAサービスのJARファイル [JDK1.3.1の場合] 　/opt/FSUNod/etc/class/ODjava2.jar /opt/FJSVod/etc/class/ODjava2.jar [JDK1.4の場合] 　/opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar /opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar IDLcコマンドまたはJ2EE Deploymentツールで生成したJavaクラスファイルを格納したディレクトリ 　J2EE Deploymentツールで作成したCORBA/SOAPサーバゲートウェイを使用する場合、以下のJARファイルを追加指定します。 [JDK1.3.1の場合] 　/opt/FJSVejb/lib/fjcontainer32.jar [JDK1.4の場合] 　/opt/FJSVejb/lib/fjcontainer34.jar	Webサービス・コンテナ Webサービスのクライアントアプリケーション CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ Webサービス運用コマンド soapmodifydd soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw soapdd2wsdd
JAVA_HOME	以下のディレクトリを指定します。 　・JDKのインストールディレクトリ	Webサービスのクライアントアプリケーション CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ Webサービス運用コマンド soapmodifydd soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw soapdd2wsdd
PATH	以下のディレクトリを指定します。 　・$JAVA_HOME/bin 　・/opt/FJSVsoap/bin	Webサービス運用コマンド soapmodifydd soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw soapdd2wsdd
LD_LIBRARY_PATH	以下のディレクトリを指定します。 　・/opt/FJSVsoap/tools	Webサービス・コンテナ
	以下のディレクトリを指定します。 　・＄OD_HOME/lib	CORBA/SOAPサーバゲートウェイ CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ Webサービス運用コマンド soapgwstartclgw soapgwstopclgw soapgwaddclgw soapgwdelclgw soapgwlistclgw

　

　J2EE Deploymentツールを使用する場合はJ2EE Deploymentツールの運用で必要となる環境設定をする必要があります。必要な環境設定は、“J2EE ユーザーズガイド”の“J2EE Deploymentツールの運用”を参照してください。
　J2EE Deploymentツールで作成したCORBA/SOAPサーバゲートウェイを使用する場合は、“J2EE ユーザーズガイド”の“EJB編”の“ORB(Object Request Broker)の指定”を参照してください。