コード |
エラー内容 |
対処方法 |
0x01
0x02
0x20
0x23
0x25
0x2a
0x2c |
内部異常が発生しました。 |
以下の各サーバのファイルを採取し、技術員に連絡してください。
【業務サーバ】
・Interstage シングル・サインオンの業務サーバの定義ファイル(ssoatzag.conf)
・Interstage シングル・サインオンの業務サーバのサービスIDファイル
・Interstage シングル・サインオンの業務サーバのアクセスログ(業務サーバの定義ファイルの「accesslog-filename」に設定されているファイルがアクセスログとなります。)
・Interstage シングル・サインオンの業務サーバの保守情報(保守情報の採取方法については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“シングル・サインオン運用コマンド”−“ssoudumptrc”を参照してください。)
・動作させようとした以下に示すWebサーバの定義ファイル、または定義情報

−Interstage HTTP Serverの場合、Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)
−InfoProvider Proの場合、InfoProvider Proの定義ファイル(F3FMwww.dat)
−Microsoft(R) Internet Information Serverの場合、任意のファイル名のテキストファイルを作成し作成したテキストファイルに業務サーバの定義として追加した定義情報を記述して採取してください。

−Interstage HTTP Serverの場合、Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)
−InfoProvider Proの場合、InfoProvider Proの定義ファイル(HTTPD.conf)
−Sun ONE Web Server Enterprise Editionの場合、Sun ONE Web Server Enterprise Editionの定義ファイル(magnus.conf、obj.conf)

−Interstage HTTP Serverの場合、Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)
【リポジトリサーバ】
・Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの定義ファイル(ssoatcsv.conf)
・Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバのサービスIDファイル
・Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバのアクセスログ(リポジトリサーバの定義ファイルの「accesslog-filename」に設定されているファイルがアクセスログとなります。リポジトリサーバの定義ファイルの設定については“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築”−“リポジトリサーバの環境構築”−“リポジトリサーバの定義ファイルの設定”を参照してください。)
・Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの保守情報(保守情報の採取方法については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“シングル・サインオン運用コマンド”−“ssoudumptrc”を参照してください。)
・Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf) |
0x04 |
指定された出力先ファイル名が正しくありません。 |
AccessCtlに設定した出力先ファイルのパスの存在を確認してください。また、絶対パスで指定していることを確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。 |
0x05 |
メモリの獲得に失敗しました。 |
不要なプログラムを終了させ、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。 |
0x06 |
ディスク容量が不足しています。 |
不要なファイルを削除し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。 |
0x0a |
受信した暗号化データの復号に失敗しました。サービスIDファイル作成コマンドに設定したサービスIDが正しくない可能性があります。 |
・SSO管理者からサービスIDファイルを再入手してください。
・リポジトリサーバにシステムのログが出力されている可能性があります。出力されている場合は、メッセージに対する[ユーザの対処]を参考に対処を行ってください。 |
0x0c |
指定されたファイルのパスに対するアクセス権限がありません。 |
AccessCtlまたはServiceIDPathに設定したファイルのパスに対してアクセス権限が正しく設定されているか確認してください。アクセス権限の設定については、"シングル・サインオン運用ガイド"の"環境構築"−"業務サーバの環境構築"−"業務サーバ運用資源のアクセス権限の設定"を参照してください。
アクセス権限を変更した後、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。 |
0x12 |
データの暗号化/復号化に使用するサービスIDの取得に失敗しました。 |
・ServiceIDPathに設定した値に誤りがないか確認してください。
・ServiceIDPathに設定したサービスIDファイルが存在するか確認してください。存在しない場合はSSO管理者からサービスIDファイルを入手してください。
・ServiceIDPathに設定したサービスIDファイルのパスに対してアクセス権限が正しく設定されているか確認してください。アクセス権限の設定については、"シングル・サインオン運用ガイド"の"環境構築"−"業務サーバの環境構築"−"業務サーバ運用資源のアクセス権限の設定"を参照してください。
アクセス権限を変更した後、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・ServiceIDPathに設定したサービスIDファイルが破損している可能性があります。SSO管理者からサービスIDファイルを再入手してください。
上記が問題ない場合、不要なプログラムを終了させてください。または、Interstage シングル・サインオンのサーバを運用するのに十分なメモリ容量を再見積もりし確保してください。必要なメモリ容量については以下のマニュアルを参照してください。

・Interstage Application Server Standard/Enterprise Edition
・Interstage Application Server Web-J Edition
“チューニングガイド”の“必要資源”−“メモリ容量”
・Interstage Application Server Plus
“チューニングガイド”の“必要資源”−“メモリ容量”−“ Application Serverを使用する場合”

・Interstage Application Server Standard/Enterprise Edition
“チューニングガイド”の“必要資源”−“メモリ容量”−“Interstage Application Server Enterprise Editionサーバパッケージ”
“チューニングガイド”の“システムのチューニング”−“運用時に必要なシステム資源”−“Interstageシングル・サインオンのシステム資源の設定”
・Interstage Application Server Web-J Edition
“チューニングガイド”の“必要資源”−“メモリ容量”−“Interstage Application Server Web-J Editionパッケージ”
“チューニングガイド”の“システムのチューニング”−“運用時に必要なシステム資源”−“Interstageシングル・サインオンのシステム資源の設定”
・Interstage Application Server Plus
“チューニングガイド”の“必要資源”−“メモリ容量”−“Interstage Application Server Plusサーバパッケージ”
“チューニングガイド”の“システムのチューニング”−“運用時に必要なシステム資源”−“Interstageシングル・サインオンのシステム資源の設定” |
0x19 |
指定されたホストへの接続に失敗しました。 |
・repository-serverに設定したリポジトリサーバが起動していることを確認してください。
・repository-serverに設定したリポジトリサーバのホスト名およびポート番号を確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・リポジトリサーバがSSL通信で運用されている可能性があります。リポジトリサーバは非SSL通信で運用してください。
以下の3つの定義が同じ値であるかを確認してください。
−業務サーバを運用するWebサーバのポート番号
−SSOリポジトリの保護リソースのssoPortNumberの値
−業務サーバの定義ファイルのServerPortに指定したポート番号 |
0x1a |
指定されたホストへの接続がタイムアウトしました。 |
・repository-serverに設定したリポジトリサーバのホスト名およびポート番号を確認してください。
・リポジトリサーバが正しく起動されていることを確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・リポジトリサーバがSSL通信で運用されている可能性があります。リポジトリサーバは非SSL通信で運用してください。
以下の3つの定義が同じ値であるかを確認してください。
−業務サーバを運用するWebサーバのポート番号
−SSOリポジトリの保護リソースのssoPortNumberの値
−業務サーバの定義ファイルのServerPortに指定したポート番号
・大量のアクセス制御情報を更新しているため処理に時間がかかっている可能性があります。repository-time-outに設定する応答待ち時間を増やし、業務サーバを再起動してください。 |
0x1c |
指定されたホストに該当するエントリが登録されていません。またはエントリ配下のパス定義が登録されていません。 |
・FQDNに設定した業務サーバのホスト名およびポート番号を確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・リポジトリサーバの定義の"repository-resource-search-base"の指定を確認してください。SSO管理者に問い合わせて、リポジトリサーバの定義を見直すよう依頼してください。また、SSOリポジトリのサイト定義の設定に誤りがないか確認してください。
・SSOリポジトリのサイト定義にパス定義が設定されているか確認してください。パス定義が設定されていない場合はパス定義を設定してください。
・リポジトリサーバにシステムのログが出力されている可能性があります。出力されている場合は、メッセージに対する[ユーザの対処]を参考に対処を行ってください。 |
0x1d |
指定されたホストに該当するエントリの登録が不十分のため特定できていません。 |
・FQDNに設定した業務サーバのホスト名およびポート番号を確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・SSOリポジトリのサイト定義の設定に誤りがないか確認してください。
・リポジトリサーバにシステムのログが出力されている可能性があります。出力されている場合は、メッセージに対する[ユーザの対処]を参考に対処を行ってください。 |
0x1e |
SSOリポジトリにある業務サーバ資源にアクセスできませんでした。 |
・SSOリポジトリが起動していることを確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・リポジトリサーバにシステムのログが出力されている可能性があります。出力されている場合は、メッセージに対する[ユーザの対処]を参考に対処を行ってください。 |
0x21 |
リポジトリサーバとの通信で異常が発生しました。
また、リポジトリサーバとの通信で受信したデータが正しい形式ではありません。 |
・repository-serverに指定したリポジトリサーバとの通信中に異常を検出しました。業務サーバを再起動してください。解決しない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせしてください。また、FQDNに設定した業務サーバのホスト名およびポート番号、repository-serverに設定したリポジトリサーバのホスト名およびポート番号を確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・リポジトリサーバがSSL通信で運用されている可能性があります。リポジトリサーバは非SSL通信で運用してください。
・以下の3つの定義が同じ値であるかを確認してください。
−業務サーバを運用するWebサーバのポート番号
−SSOリポジトリの保護リソースのssoPortNumberの値
−業務サーバの定義ファイルのServerPortに指定したポート番号
・リポジトリサーバにシステムのログが出力されている可能性があります。出力されている場合は、メッセージに対する[ユーザの対処]を参考に対処を行ってください。
・1つのシステムにInterstage HTTP Serverの同一ポート上で業務サーバとリポジトリサーバを運用した場合、アクセス制御情報に"/"(ルートパス)が指定されていると本メッセージが出力されます。このような構成で運用する場合には、リポジトリサーバをVirtualHostで設定して下さい。VirtualHostの設定については、"シングル・サインオン運用ガイド"の"環境構築"−"認証サーバの環境構築" −"Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの設定"を参照してください。また、業務サーバは、リポジトリサーバと別のポートで設定してください。業務サーバの設定については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築”−"業務サーバの環境構築”−“Webサーバの環境定義ファイルの設定”−“Interstage HTTP Serverの環境定義ファイルの設定"を参照してください。 |
0x29 |
repository-serverに設定したリポジトリサーバから不正なデータを受信したため、ファイルを作成する事ができませんでした。 |
・repository-serverに設定したリポジトリサーバのホスト名およびポート番号を確認し、業務サーバを再起動してください。業務サーバを再起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証/認可が行われる事を確認してください。認証/認可が正しく行われない場合は、業務サーバの定義ファイルの設定に誤りがある可能性があります。システムのログに登録されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いて下さい。メッセージの詳細については、"メッセージ集"の"メッセージ番号がssoで始まるメッセージ"を参照してください。
・リポジトリサーバにシステムのログが出力されている可能性があります。出力されている場合は、メッセージに対する[ユーザの対処]を参考に対処を行ってください。 |