Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第6章 メッセージ番号がENABLERで始まるメッセージ> 6.1 ENABLER9000番台のメッセージ

6.1.1 ENABLER9222

ENABLER: ERROR: ENABLER9222: Datastore: %s1 : %s2

[可変情報]
 %s1:リポジトリ名
 %s2:詳細情報1

[意味]
 Fujitsu Enablerで異常が発生しました。

[システムの処理]
 リポジトリを停止します。

[ユーザの対処]
 %s2の詳細情報1をもとに対処してください。

 以下の対応でエラーが改善されない場合、および詳細情報1が上記以外の場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 

Available space of datastore kernel files became too small, datastore is stopped

[意味と対処]
 リポジトリのデータベース格納先に指定されているディスク領域の断片化が発生し、再利用できない領域が生じて、ディスク容量不足が発生している可能性があります。
 リポジトリの最適化を実施して、ディスクの空き領域を拡張してください。リポジトリの最適化については、“Smart Repository運用ガイド”の“リポジトリの最適化”を参照してください。

 上記対処でエラーが改善されない場合は、1リポジトリ当たりのリポジトリデータのサイズが、Smart Repositoryでの最大サイズを超えていないか確認してください。Smart Repositoryでの最大サイズについては、“使用上の注意”の“Smart Repositoryの制限事項”-“容量に関する制限”を参照してください。

 

Database out of space, file_count=%s3!

[意味と対処]
 %s3は詳細情報2です。
 リポジトリのデータベース格納先に指定されているディスク領域の断片化が発生し、再利用できない領域が生じて、ディスク容量不足が発生している可能性があります。
 リポジトリの最適化を実施して、ディスクの空き領域を拡張してください。リポジトリの最適化については、“Smart Repository運用ガイド”の“リポジトリの最適化”を参照してください。

 上記対処でエラーが改善されない場合は、1リポジトリ当たりのリポジトリデータのサイズが、Smart Repositoryでの最大サイズを超えていないか確認してください。Smart Repositoryでの最大サイズについては、“使用上の注意”の“Smart Repositoryの制限事項”-“容量に関する制限”を参照してください。

 

Create of cache failed, %s4

[意味と対処]
 %s4は詳細情報2です。
 Smart Repositoryの動作に必要なメモリ領域が不足しています。不要なプログラムを終了し、Smart Repositoryの動作に必要なメモリ領域を確保して、Smart Repositoryを再起動してください。
 不要なプログラムを終了しても、メモリ領域が不足する場合は、メモリの増設、または仮想メモリ(Solaris OE、Linuxでは、スワップ領域)の拡張をしてください。
 Smart Repositoryの動作に必要なメモリ領域の量については、“チューニングガイド”の“メモリ容量”を参照してください。

 

Could not get configuration parameter from broker: error=9358 ! (see %s4 for details).

[意味と対処]
 “Create of cache failed, %s4”と同じです。

 

Malloc of multi lock table failed: %s4

[意味と対処]
 “Create of cache failed, %s4”と同じです。

 

OS fork failed, %s4

[意味と対処]
 “Create of cache failed, %s4”と同じです。

 

CheckLogSpace did not succeed: %s5

[意味と対処]
 %s5は詳細情報2です。

 Smart Repositoryの動作に必要なディスク容量が不足しています。必要なディスク容量を確保した後、Smart Repositoryを再起動してください。Smart Repositoryの動作に必要なディスク領域の量については“チューニングガイド”の“運用時に必要なディスク容量”を参照してください。

 

Couldn't listen() on port number %s6! (see %s7 for details).

[意味と対処]
 %s6は詳細情報2、%s7は詳細情報3です。
 リポジトリに使用しようとしたポート番号がすでに使用されています。詳細情報2で表示されているポート番号を使用している他のアプリケーションのポート番号を変更するか、以下の方法でFujitsu Enablerのデータストアの使用するポート番号を他のアプリケーションや他のFujitsu Enablerのサービスやデータストアが使用していないものに変更してください。


 %IS_HOME%\Enabler\server\bin\omschangeport.exe “リポジトリ名” -pn “新しいポート番号”


LANG環境変数に「C」を設定してから、以下のコマンドでポート番号を変更してください。
 /opt/FJSVena/server/bin/omschangeport “リポジトリ名” -pn “新しいポート番号”


LANG環境変数に「C」を設定してから、以下のコマンドでポート番号を変更してください。
 /opt/FJSVena/Enabler/server/bin/omschangeport “リポジトリ名” -pn “新しいポート番号”

 

Enabler Service: listen() failed on port: %s8.

[意味と対処]
 %s8は詳細情報2です。
 Fujitsu Enabler サービスが使用しようとしたポート番号がすでに使用されています。詳細情報2で表示されているポート番号を使用している他のアプリケーションのポート番号を変更するか、以下の方法でFujitsu Enablerのデータストアの使用するポート番号を他のアプリケーションや他のFujitsu Enablerのデータストアが使用していないものに変更してください。


 %windir%\system32\drivers\etc\servicesのファイル内の以下の記述の部分のポート番号を変更してください。

 omsservd 新しいポート番号/tcp
 omsservd 新しいポート番号/udp


 /etc/servicesのファイル内の以下の記述の部分のポート番号を変更してください。

 omsservd 新しいポート番号/tcp
 omsservd 新しいポート番号/udp


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