Interstage Application Server メッセージ集
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第4部 ログファイルに出力されるメッセージ> 第49章 シングル・サインオンが出力するログメッセージ> 49.1 シングル・サインオンのアクセスログ

49.1.1 リポジトリサーバのアクセスログ

 リポジトリサーバのアクセスログには、認証サーバから利用者の認証処理が依頼され、SSOリポジトリに格納されているユーザ情報を獲得した結果が採取されます。
 採取される形式と内容は、以下のとおりです。

 認証サーバ - クライアント [日時]−"ユーザ識別情報" 処理結果(補足情報)


認証サーバ
認証サーバのIPアドレスです。
クライアント
認証を要求したクライアントのIPアドレスです。
日時
アクセスが行われた日時を“YYYY/MM/DD HH:MM:SS+0900”の形式で採取します。
ユーザ識別情報
認証を要求した、または認証された利用者を識別する情報(dnまたはuid)を採取します。
利用者を識別できない場合には、“unknown”と採取します。また、証明書認証で提示された証明書がSSOリポジトリに登録されていない、あるいは提示された証明書から利用者を一意に特定できないといった場合には、その証明書のシリアル番号、発行者識別名、所有者識別名が採取されます。
処理結果
処理結果を以下の形式で採取します。
・認証サーバから利用者の認証処理を依頼された場合
 −リポジトリサーバを1台で運用している、または複数台で運用しているリポジトリサーバ(参照系)の場合
   Authentication(認証方式) {succeeded|failed}.
  なお、認証方式には、以下のいずれかの情報が記録されます。
   {basicAuth|certAuth|basicAuthAndCertAuth|unknown}
 −複数台で運用しているリポジトリサーバ(更新系)の場合
   Modification {succeeded|failed}.
・Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [ロール情報の更新]タブをクリックし、[更新]ボタンをクリックした場合
  RoleInfoUpd {succeeded|failed}.
・Interstage管理コンソールの[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [アクセス制御情報の更新]タブをクリックし、[更新]ボタンをクリックした場合
  ResourceInfo {succeeded|failed}.(注1)
補足情報
認証に失敗した場合などの原因を採取します。なお、本項目は必ず採取されるわけではありません。


注1)本アクセスログは、複数回出力される場合があります。

10.131.201.10 - 10.131.201.199 [2002/09/11 20:28:22 +0900] - "cn=FujitsuTarou,o=Fujitsu,c=jp" Authentication(basicAuth) failed. (Count up failure count)


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