[構成表示]メニューでできることや操作方法について説明します。
ポイント
このメニューは監視対象ノードがSR5400/SB6400のときに使用できます。
[構成表示]メニューの[チャネル情報]を選択すると[チャネル情報]ダイアログボックスが表示されます。
[チャネル情報]ダイアログボックスは監視対象ノードが保持している物理ポートの情報を表示します。
[チャネル情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
チャネル情報表示フィールド
物理ポートの情報を表示します。
以下に各項目について説明します。
Channel
物理ポートの番号を表示します。
LanType
LANの種類を表示します。
InterfaceType
接続されているインタフェースの種類を表示します。
LinkStatus
リンク状態を表示します。
FlowControl
フロー制御を表示します。
DuplexMode
通信モードを表示します。
SelectSpeed
速度選択種別を表示します。
SwitchingMode
転送方式を表示します。
ポイント
このメニューは監視対象ノードがSR5400/SB6400/Si-R3400のときに使用できます。
[構成表示]メニューの[ポート]-[ポート情報]を選択すると[ポート情報]ダイアログボックスが表示されます。
[ポート情報]ダイアログボックスは監視対象ノードのポートのマルチリンク状態(負荷分散が機能している状態)、およびルータポートのVLAN情報を表します。
[ポート情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
ポート情報表示フィールド
ポートの情報を表示します。
以下に表示する各項目について説明します。
Lineset
ラインセットの情報を表示します。
Physical Port
物理ポートを表示します。
Logical Port
論理ポートを表示します。
Router Port
ルータポートを表示します。
Protocol Type
プロトコルタイプ種別を表示します。
Information
LogicalPortまたはRouterPortのボタンをクリックすることにより、各ポートに関連する情報を表示します
ポイント
このメニューは監視対象ノードがSR5400/SB6400のときに使用できます。
[構成表示]メニューの[ポート]-[ポート監視]を選択すると[ポート監視情報]ダイアログボックスが表示されます。
[ポート監視情報]ダイアログボックスは監視対象ノードのトラフィック状況のモニタリングやトレース情報を表示します。
[ポート監視情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
ポート監視情報表示フィールド(FrameSnoop)
監視対象ノードのFrameSnoop状況を表示します。FrameSnoopは、通常の転送処理を行いながら、指定した特定のポート、または、すべてのポートで送受信されたフレームを、特定の1ポートに出力する機能です。
ON(緑表示)
FrameSnoop機能がONであることを表します。
OFF
FrameSnoop機能がOFFであることを表します。
OTHER
監視対象ノードの応答異常(ポーリングタイムアウト等)により、表示に使用するMIB情報の採取に失敗したことを表します。
有効であるポートを緑表示します。
ポート監視情報表示フィールド(FrameTrace)
監視対象ノードのFrameTraceの状況を表示します。FrameTraceは、指定した特定の入力ポートから受信したフレームに関して、指定されたプロトコルの内容を受信した順番に蓄積する機能です。
ON(緑表示)
FrameTrace機能がONであることを表します。
OFF
FrameTrace機能がOFFであることを表します。
OTHER
監視対象ノードの応答異常(ポーリングタイムアウト等)により、表示に使用するMIB情報の採取に失敗したことを表します。
有効であるポートを緑表示します。
プロトコル種別表示フィールド(Protocol)
フレームが使用しているプロトコルの種別を表示します。
有効であるプロトコルの種別を緑表示します。
[構成表示]メニューの[装置固有情報]-[システム障害情報]を選択すると[システム障害情報]ダイアログボックスが表示されます。
ポイント
このメニューは監視対象ノードの機種が、リモートルータ、ハブ、スイッチングハブ以外のサポート機種の場合に使用できます。
[システム障害情報]ダイアログボックスは監視対象ノード(ルータ)のシステムエラー情報を表示します。
[システム障害情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
情報表示リスト
システムエラー情報を表示する。
[システムエラー情報]ボタンをクリックします。
1行目
System Error Informationを表示します。
2行目以降
システム障害内容を示す文字列のMIB値を表示します。
最終行
End.と表示されます。
ラインエラー情報を表示する。
ライン番号を入力します。
[更新]ボタンをクリックします。
1行目
Line-ライン番号 Informationと表示されます。
2行目以降
ラインの障害内容を示す文字列のMIB値が表示されます。
最終行
End.と表示されます。
[構成表示]メニューの[装置固有情報]-[インタフェース障害情報]を選択すると[インタフェース障害情報]ダイアログボックスが表示されます。
ポイント
このメニューは監視対象ノードがリモートルータの場合に使用できます。
[インタフェース障害情報]ダイアログボックスは監視対象ノード(リモートルータ)のシステムエラー情報を表示します。
[インタフェース障害情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
情報表示リスト
システムエラー情報
[システムエラー情報]ボタンをクリックします。
1行目
System Error Informationと表示されます。
2行目以降
システム障害内容を示す文字列のMIB値を表示します。
最終行
End.と表示されます。
インタフェースエラー情報
[LAN情報]ボタンをクリックするとインタフェース番号1のエラー情報を表示します。
[HSD情報]ボタンをクリックするとインタフェース番号2のエラー情報を表示します。
[ISDN#1]ボタンをクリックするとインタフェース番号3のエラー情報を表示します。
[ISDN#2]ボタンをクリックするとインタフェース番号4のエラー情報を表示します。
1行目
インタフェース番号より以下の文字列を表示します。
インタフェース番号 | 表示文字列 |
---|---|
1 | LAN Error Information |
2 | HSD Error Information |
3 | ISDN#1 Information |
4 | ISDN#2 Information |
2行目以降
インタフェース障害内容を示す文字列のMIB値を表示します。
最終行
End.と表示されます。
監視対象ノードの機種が以下の場合は次の[インタフェース障害情報]ダイアログボックスが表示されます。
LR175,LR266A,LR266B,LR266EA,LR266EB,LR266T,LR275A,LR275B,LR275VB, LR276A,LR276B,LR276EA,LR276EB,LR277A,LR277B,LR278A,LR278B, LR-X1050H,LR-X2030,LR-X2050,LR-X2050H,LR-X2060,LR-X2060E,LR-X2060S, LR-X2080,LR-X2080S |
[インタフェース障害情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
情報表示リスト
システムエラー情報を表示する。
[システムエラー情報]ボタンをクリックします。
1行目
System Error Informationを表示します。
2行目以降
システム障害内容を示す文字列のMIB値を表示します。
最終行
End.と表示されます。
インタフェースエラー情報を表示する。
インタフェース番号を入力します。
[更新]ボタンをクリックします。
1行目
interface Informationと表示されます。
2行目以降
インタフェースの障害内容を示す文字列のMIB値が表示されます。
最終行
End.と表示されます。
[構成表示]メニューの[HUB固有情報]を選択すると[HUB固有情報]ダイアログボックスが表示されます。
ポイント
このメニューは監視対象ノードがハブの場合に表示されます。
[HUB固有情報]ダイアログボックスは監視対象ノードのシステムエラー情報を表示します。
[HUB固有情報]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
情報表示リスト
ボタンの選択により採取した情報を表示します。
表示する情報について説明します。
システムエラー情報
[システムエラー情報]ボタンをクリックします。
システム障害内容を示す文字列のMIB値を表示します。
MACアドレストレース
[MACアドレストレース]ボタンをクリックします。
全ポートの最新受信フレームの情報を編集し、以下のフォーマットで表示します。
IPの場合
ポート番号: 送信元MACアドレス (送信元のメーカ名) (送信元IPアドレス -> 宛先IPアドレス) プロトコル名 フレーム
パケット長がイーサネット・ヘッダ+IPヘッダより短い場合は以下のように表示します。
ポート番号: 送信元MACアドレス (送信元のメーカ名) packet is short(パケット長)
ARPの場合
ポート番号: 送信元MACアドレス (送信元のメーカ名) (送信元IPアドレス -> 宛先IPアドレス) プロトコル名 フレーム
ReverseARPの場合
ポート番号: 送信元MACアドレス (送信元のメーカ名) RARP packet フレーム
その他の場合
LLCのDSAOおよびSSAPの値が(08)16で、LLCの制御の値が(03)16(=UIフレーム)の場合は以下のように表示します。
ポート番号: 送信元MACアドレス() LNDFC フレーム
上記以外は以下のように表示します。
ポート番号: 送信元MACアドレス (送信元のメーカ名) Unknown Ethernet type -タイプ値-フレーム
アドレストラッキング情報
[アドレストラッキング]ボタンをクリックします。
全ポートのアドレストラッキング情報を以下の書式で表示します。
ポート番号-送信元MACアドレス (送信元のメーカ名) 送信元MACアドレスの変更回数
ポイント
このメニューは監視対象ノードが富士通製ルータでISDNインタフェースを持つ場合に使用できます。それ以外の機器の場合は、項目は表示されません。
[構成表示]メニューの[ISDN接続相手]を選択すると[ISDN接続相手]ダイアログボックスが表示されます。
[ISDN接続相手]ダイアログボックスはISDN回線において最後に接続した相手に関する情報(現在接続中のものは除く)を表示します。
[ISDN接続相手]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
接続相手情報表示フィールド
接続相手の情報を表示します。
以下に表示する各項目について説明します。
ターゲット番号
接続先相手のターゲット番号を表示します。
電話番号
接続相手の電話番号を表示します。
課金情報
課金情報を表示します。
接続時間
接続した時間を表示します。
[更新]ボタンをクリックすると接続相手情報が最新の情報に更新されます。
ポイント
このメニューは監視対象ノードが富士通製ルータでフレーム回線を持つ場合に使用できます。
[構成表示]メニューの[フレームリレー]を選択すると[フレームリレー]ダイアログボックスが表示されます。
[フレームリレー]ダイアログボックスはフレームリレーに関する情報を表示します。
[フレームリレー]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
フレームリレー情報表示フィールド
フレームリレーの情報を表示します。
以下に表示する各項目について説明します。
DLCI
定義されているDLCI(Data Link Connection Indentifier)番号を表示します。
Status
VC(VirtualCircuit)の状態を表示します。
異常
接続中
IDLE
FECN
FECN(Forward Explicit Congestion Notification)を受信した回数を表示します。
BECN
BECN(Backward Explicit Congestion Notification)を受信した回数を表示します。
SentFrame
送信フレーム数を表示します。
SentOctets
送信オクテット数を表示します。
RecFrame
受信フレーム数を表示します。
RecOctets
受信オクテット数を表示します。
Throughput
スループット、転送速度を表示します。
[更新]ボタンをクリックすると最新情報を採取し、フレームリレー情報表示フィールドの情報が更新されます。
[構成表示]メニューの[通信経路]を選択すると[通信経路]ダイアログボックスが表示されます。
[通信経路]ダイアログボックスは監視サーバから登録したノードまでの通信経路と到達時間を表示します。
[通信経路]ダイアログボックスの表示項目について説明します。
通信経路情報表示フィールド
通信経路情報を表示します。
以下に表示する各項目について説明します。
[ノード]アイコン
監視対象または途中経路にあるノードをアイコンで表示します。
ノードがNetwork Assistに登録済の場合、アイコンをクリックすることで対象ノードのノードビューを表示することができます。
[虫眼鏡]アイコン
Network Assistに登録済であることを表します。
通信経路の種類
監視対象ノード間の通信経路の種類を色分けして表示します。
以下に通信経路色分け表を示します。
色 | 課金対象/非課金対象 | インタフェース種別 |
---|---|---|
青 | 課金対象 | other Regular1822 Hdh1822 ddn-x25 rfc877-x25 LAPB sdlc ds1 -- T-1 e1 -- european equiv. of T-1 PropPointToPointSerial ppp eon -- CLNP over IP ethernet-3Mbit nsip -- XNS over IP slip -- generic SLIP ultra -- ULTRA technologies ds3 -- T-3 sip - SMD |
緑色 | 課金対象 | BasicISDN PrimaryISDN |
水色 | 非課金対象 | FDDI Frame-relay |
灰色 | 非課金対象 | SoftwareLoopback |
黄色 | 非課金対象 | Ethernet-csmacd iso88023-csmacd iso88024-tokenBus iso88025-tokenRing iso88026-man starLan proteon-10Mbit proteon-80Mbit hyperchannel |
黒色 | 課金不明 | Unknown Interface |
[更新]ボタンをクリックすると最新情報を採取し、通信経路情報表示フィールドの情報が更新されます。
注意
回線が混雑している場合や監視対象ノードおよび経路上に障害が発生し監視対象ノードが応答できない場合にタイムアウトとなり、経路情報が正しく表示されない場合があります。
また、中継装置のコミュニティ名が間違っている場合にも発生します。
この場合には、数分待ってから[更新]をクリックするか、ダイアログボックスを表示し直してください。