Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのないメッセージ> 第29章 シングル・サインオンが出力するメッセージ> 29.6 JavaAPIで例外が発生した場合

29.6.9 java.security.AccessControlException例外が発生した場合

以下のケース等が考えられますので確認してください。

[意味]

  1. 認証されたユーザのアクセス権が不足しています。
  2. java.security.policyプロパティが正しく指定されていませんでした。
  3. セキュリティポリシーファイルの構文が正しくありませんでした。
  4. セキュリティポリシーファイルに指定したアクセス権が不足していました。
  5. JDK1.3で、java.security.policyプロパティにプリンシパルベースのポリシーファイルを指定していました。
  6. isj2ee.jarのクラスパスがjsse.jar、jnet.jar、jcert.jarよりも前に設定されています。

[ユーザの対処]
意味1.の対処
 アクセス権を持つユーザで実行してください。

意味2.の対処

 詳細は、“シングル・サインオン運用ガイド”の“Javaアプリケーションの開発”−“アプリケーションの実行”−“システムプロパティの設定” および、“シングル・サインオン運用ガイド”の“アプリケーションの開発”−“Javaアプリケーションの開発”−“アプリケーション実行環境の設定”−“運用資源のアクセス権限の設定”を参照してください。

意味3.の対処
 セキュリティポリシーファイルの構文エラーの主な対処は以下のとおりです。

詳細は、“シングル・サインオン運用ガイド”の“アプリケーションの開発”−“Javaアプリケーションの開発”−“アプリケーションの実行環境の設定”−“セキュリティポリシーファイルの作成”を参照してください。

意味4.の対処
 セキュリティポリシーファイルに実行に必要な全てのjarファイルのパーミッションを付加してください。詳細は“シングル・サインオン運用ガイド”の“アプリケーションの開発”−“Javaアプリケーションの開発”−“アプリケーションの実行環境の設定”−“セキュリティポリシーファイルの作成”を参照してください。

意味5.の対処
 java.security.auth.policyプロパティにプリンシパルベースのポリシィファイルを指定してください。 “シングル・サインオン運用ガイド”の“アプリケーションの開発”−“Javaアプリケーションの開発”−“アプリケーションの実行” −“システムプロパティの設定”を参照してセキュリティポリシーファイルを正しく指定してください。

意味6.の対処
 isj2ee.jarのクラスパスはjsse.jar、jnet.jar、jcert.jarよりも後ろに設定してください。詳細は、“シングル・サインオン運用ガイド”の“アプリケーションの開発”−“Javaアプリケーションの開発”−“アプリケーション実行環境の設定”−“環境変数の設定”を参照してください。


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