Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのないメッセージ> 第19章 Servletサービスのメッセージ(F3FMjs2,F3FMjs2su,FJSVjs2,FJSVjs2su)> 19.3 1100番台のメッセージ

19.3.21 1122

ERROR: 1122: Premature end of servlet headers. HOST=<hostname> PORT=<port> URI=<uri>

[原因]
 サーブレット・ゲートウェイが、サーブレット・コンテナ(IPアドレス:<hostname>、ポート番号:<port>、Webアプリケーション:<uri>)からすべてのデータを受信できませんでした。以下の原因が考えられます。

  1. サーブレット・コンテナからのデータ受信でタイムアウトになりました。
  2. サーブレット・コンテナが終了またはサーブレット・コンテナに異常が発生しました。
    サーブレット・コンテナの異常終了により当メッセージが出力された場合、INFO: 2210: Servlet container (<containername>) died. pid=<pid>が出力され、サーブレット・コンテナの実行ディレクトリ配下にコアイメージファイル(core)が出力されています。ただし、ディスク領域不足等コアイメージファイルの出力を阻害する要因がある場合にはコアイメージファイルが出力されていない場合があります。
  3. サーブレット・ゲートウェイがアクセス許可されていないサーブレット・コンテナへアクセスしました。

[システムの処理]
 コンテナへの接続を中断し、WWWサーバへステータスコード500(Internal Server Error)で復帰します。

[ユーザの対処]
 以下の対処を行って下さい。
 また、サーブレット・コンテナのログを参照し、メッセージが出力されている場合、出力されているメッセージの対処に従ってください。

  1. サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのTimeoutに記述する値を増やしてください。
    Timeout値を増加させても本メッセージが出力され続ける場合、Webアプリケーションに問題があり、処理遅延またはハングアップが発生している可能性があります、Webアプリケーションを見直してください。
  2. サーブレット・コンテナが終了した場合かつJServlet環境定義ファイルでcontainer.restart=trueを指定した場合、サーブレット・コンテナはコンテナ監視プロセスにより再起動されますので、再度、WWWブラウザより接続してください。
    サーブレット・コンテナの実行ディレクトリ配下にコアイメージファイル(core)が出力されている場合は、デバッガを使用してコアイメージファイルを調査してください。
    特にJNI(Java Native Interface)を使用したアプリケーションに不具合がある可能性があります。
  3. サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのConnectorタグのParameterタグのname属性acsaddressでアクセスを許可するサーブレット・ゲートウェイを指定してください。

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