Interstage Application Server メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第1部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第15章 メッセージ番号がtdで始まるメッセージ> 15.1 td11000番台のメッセージ

15.1.5 td11005

TD: ERROR: td11005:TD unable to start Reason code(%x)

TD: エラー: td11005: TDの起動に失敗しました 理由コード(%x)

[可変情報]
 %x:理由コード

[意味]
 理由コードに示す原因により、コンポーネントトランザクションサービスの起動に失敗しました。

理由コード

項番

理由コード

原因

1

1

 処理中のワークユニットが存在するためコンポーネントトランザクションサービスの停止に失敗しました。

2

2

 指定されたワークユニットは処理中です。

3

3

 指定されたワークユニット名に誤りがあります。または、停止しているか、存在していません。

4

4

 指定されたワークユニット名の定義に誤りがあります。

5

5

 指定されたワークユニットはすでに起動されています。

6

6

 指定されたワークユニットは停止しているか、または存在していません。

7

7


 ラッパーワークユニットは活性変更できません。

8

8

 ワークユニットのアプリケーション種別は変更できません。

9

9

 指定されたワークユニットは事前起動中です。

10

10

 指定されたワークユニットはワークユニット活性化処理中です。

11

11

 指定されたオブジェクトは存在しません。

12

12

 コンポーネントトランザクションサービスが事前起動中のため処理できません。

13

13

 コンポーネントトランザクションサービスが事前起動されていません。

14

14


 指定されたDPCF通信パスは存在しません。

15

15


コマンド実行ユーザのログインユーザ名が8バイトを超えています。コマンドの実行は、ログインユーザ名が8バイト以下のユーザで行ってください。

16

20

 システムで資源不足が発生しました。

17

21

 I/Oエラーが発生しました。

18

22

 システムエラーが発生しました。


 pkginfoコマンドが存在しない可能性があります。


 rmpコマンドが存在しない可能性があります。

19

30

 システム関数の実行に失敗しました。

20

31

 EXTPが正しくインストールされていません。

21

32

 コンポーネントトランザクションサービスが正しくインストールされていません。

22

3c


 以前に起動したコンポーネントトランザクションサービスの停止処理が遅れているため起動に失敗しました。しばらくしてから、再度起動してください。

23

40

 コマンド入力者のユーザIDが正しくシステムに登録されていません。

24

41

 CORBAワークユニットの場合は指定されたインプリメンテーションリポジトリIDまたはインプリメンテーションリポジトリID内にあるインタフェース名が属するワークユニット、EJBワークユニットの場合は指定されたEJBアプリケーションが属するワークユニット、トランザクションアプリケーションのワークユニットおよびラッパーワークユニットの場合は指定されたオブジェクトが属するワークユニットが停止状態か、あるいは定義されていません。

25

42

 CORBAワークユニットの場合は指定されたインプリメンテーションリポジトリIDまたはインプリメンテーションリポジトリID内にあるインタフェース名、EJBワークユニットの場合は指定されたEJBアプリケーション、トランザクションアプリケーションのワークユニットおよびラッパーワークユニットの場合は指定されたオブジェクトが、閉塞解除状態です。

26

43

 CORBAワークユニットの場合は指定されたインプリメンテーションリポジトリIDまたはインプリメンテーションリポジトリID内にあるインタフェース名、EJBワークユニットの場合は指定されたEJBアプリケーション、トランザクションアプリケーションのワークユニットおよびラッパーワークユニットの場合は指定されたオブジェクトが、閉塞状態です。

27

44

 指定されたワークユニットまたはオブジェクトの種別では、当機能は使用できません。

28

50

 コマンドの初期化処理で資源不足が発生しました。


 または、セキュリティ強化運用の場合は、アクセス権エラーの可能性があります。コマンド実行者権限を確認し、再度コマンドを実行してください。

29

51〜ff


 何らかの原因でコマンドの実行に失敗しました。根本原因は、イベントログを参照してください。

30

51


 シグナルを受信したか、IPC資源(メッセージキュー)が不足しているため、コマンドの実行に失敗しました。端末からCtrl-Cを入力するなどシグナルを発生させていない場合は、システムパラメタ(Solaris OEの場合:/etc/system、Red Hatの場合:/etc/sysctl.conf、Turbolinuxの場合:/etc/sysconfig/kparam)の Solaris OEの場合:msgtql、Red Hatの場合:kernel.msgmnb、Turbolinuxの場合:/proc/sys/kernel/msgmnbが不足している可能性があります。チューニングガイドの 「コンポーネントトランザクションサービスのシステム環境の設定」を参考にして、システムパラメタ値を見直してください。

31

53〜ff


 何らかの原因でコマンドの実行に失敗しました。根本原因は、コンソールメッセージを参照してください。
 または、必須パッケージであるFJSVisasパッケージ(Interstage管理機能)がインストールされていない可能性があります。その場合は、システムログに“is20159”が出力されます。FJSVisasパッケージがインストールされていない場合には、FJSVisasパッケージをインストールし、再度処理を実施してください。

32

52


 環境変数LD_LIBRARY_PATHに"/opt/FSUNod/lib/nt"が指定されています。


 環境変数LD_LIBRARY_PATHに"/opt/FJSVod/lib/nt"が指定されています。

33

a

 指定されたワークユニットまたはオブジェクトが属するワークユニットは起動処理中です。

34

b

 指定されたワークユニットは停止処理中です。

35

c

 ワークユニットを起動したユーザではありません。

36

d

 指定されたオブジェクトにプロセスバインド機能が使用されています。

37

e

 指定されたワークユニットはプロセス多重度変更処理中です。

38

f

 指定されたワークユニットはワークユニット定義変更処理中です。

[システムの処理]
 コンポーネントトランザクションサービスの起動を失敗させます。

[ユーザの対処]
 すでにコンポーネントトランザクションサービスが起動済でないか確認してください。コンポーネントトランザクションサービスが起動済でない場合、同時に出力されている他のメッセージがあればその対処を行ってください。他に出力されているメッセージがない場合は、技術員に連絡してください。


目次 前ページ次ページ

Copyright 2005 FUJITSU LIMITED