Interstage Application Server メッセージ集
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第1部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第13章 メッセージ番号がotsで始まるメッセージ> 13.8 ots9700番台のメッセージ

13.8.13 ots9740

OTS: ERROR: ots9740:ObjectDirector is unavailable now. : %s1 %s2 %s3

OTS:エラー:ots9740: ObjectDirectorが利用できる状態ではありません。 : %s1 %s2 %s3

[可変情報]
 %s1:エラー情報1
 %s2:エラー情報2
 %s3:エラー情報3

[意味]
 CORBAサービスが利用できる状態ではありません。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]

 CORBAサービスの動作環境を見直した後、CORBAサービスを再起動してください。
 ネーミングサービスが起動されているか確認してください。
 スレッドモードあるいはプロセスモードの環境作成に問題がないか確認をしてください。
 リソース定義ファイルに記述したTHREAD指定に対応していないリソース管理プログラムを使用している可能性があります.THREAD=OFF(もしくは省略時)の場合,プロセスモード用のリソース管理プログラムを使用してください.THREAD=ONの場合,スレッドモード用のリソース管理プログラムを使用してください.スレッドモードあるいはプロセスモードの環境作成に問題がなければ、CORBAサービスの動作環境を見直した後、CORBAサービスを再起動してください。

 JTSのクライアントアプリケーション利用時にプロパティに-Dcom.fujitsu.ObjectDirector.CORBA.GlobalTransactionMode=Trueを指定した場合、fjtsclient.jarのクラスパスを設定する必要があります。詳細は、Enterprise Editionの場合は“アプリケーション作成ガイド (データベース連携サービス編)”の“クライアントアプリケーションソースの作成(UserTransactionインタフェースのJava言語)”、Plusの場合は“J2EEユーザーズガイド”の“JTAの使用方法”を参照してください。
 JTSのリソース管理プログラムの起動に失敗した場合、ORBの設定またはクラスパスの設定が誤っている可能性があります。設定の詳細は、Enterprise Editionの場合は“アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)”の“リソース管理プログラムの起動”、Plusの場合は“J2EEユーザーズガイド”の“JTSの運用”を参照してください。

 また、システム環境変数にOD_IMPLIDが設定されている場合には、削除してください。

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