Interstage Application Server メッセージ集 |
目次 |
第1部 メッセージラベルのあるメッセージ | > 第8章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ | > 8.1 is20100番台のメッセージ |
IS: ERROR: is20102:INTERSTAGE unable to start Reason code(%d)
IS: エラー: is20102:INTERSTAGEの起動に失敗しました 理由コード(%d)
[可変情報]
%d:理由コード
[意味]
理由コードの示す理由により、Interstageの起動に失敗しました。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
理由コードに対応したメッセージ番号のユーザの対処を参照し、対処してください。
また、CORBAサービス、インタフェースリポジトリ、ネーミングサービス、コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービス、ロードバランスオプション、Webサーバ、HTMLページ編集サービス、旧バージョンServletサービス、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ、Interstage HTTP Server、性能監視ツール(Windows(R)のみ)の起動に失敗した場合には、そのサービスの起動失敗原因を示すエラーメッセージが出力されているかを確認してください。メッセージが出力されている場合には、そのメッセージに対する対処を行ってください。
これらの条件に該当しない場合は、同時に出力されている他のメッセージがあれば、そのメッセージの対処を行ってください。
なお、od10416のメッセージが出力された場合には、しばらくしてから再度処理を実行してください。
理由コードが11または32であり、かつ、本メッセージの出力後にod20001のメッセージが出力される場合は、isstartコマンド実行前に、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを設定してください。IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、本メッセージ出力からod20001のメッセージが出力されるまでの秒数+90の値を設定してください。例えば、is20102が、10時00分00秒に出力され、od20001が、10時00分10秒に出力された場合、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、100を設定します。
IS_ISV_SVCCTRL_TIMER=100
export IS_ISV_SVCCTRL_TIMER
理由コードが12であり、かつ、本メッセージの出力後にod30102が出力される場合は、isstartコマンド実行前に、環境変数IS_ISV_SVCCTRL_TIMERを設定してください。IS_ISV_SVCCTRL_TIMERには、本メッセージ出力からod30201のメッセージが出力されるまでの秒数+90の値を設定してください。
理由コードが4の場合は、メッセージキューまたは共用メモリの不足が原因である可能性があります。“チューニングガイド”を参照して、Interstageを運用するために必要となるメッセージキューまたは共用メモリを再見積りしてください。
再見積りの結果、いずれかが不足していることが確認された場合には、システムパラメタをチューニングしてください。
理由 |
原因 |
対処方法を参照するメッセージ番号または対処方法 |
---|---|---|
1 |
メモリ不足が発生しました。 |
is30147 |
2 |
Interstageの初期化処理が行われていません。 |
is30149 |
3 |
Interstageの初期化処理に失敗しています。 |
is30150 |
4 |
システム資源不足が発生しました。 |
is30153 |
5 |
Interstageのシステム定義の生成が行われていません。 |
is30154 |
6 |
システムファイルにI/Oエラーが発生しました。 |
is30158 |
7 |
システムエラーが発生しました。 |
is30151 |
8 |
システム内部で矛盾を検出しました。 |
is30146 |
10 |
CORBAサービスの起動に失敗しました。 |
is30141 |
11 |
インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の起動に失敗しました。 |
is30141 |
12 |
ネーミングサービスの起動に失敗しました。 |
is30141 |
13 |
コンポーネントトランザクションサービスの起動に失敗しました。 |
is30141 |
14 |
データベース連携サービスの起動に失敗しました。 |
is30141 |
20 |
CORBAサービスの回収に失敗しました。 |
is30142 |
21 |
インタフェースリポジトリ(標準インタフェース)の回収に失敗しました。 |
is30142 |
22 |
ネーミングサービスの回収に失敗しました。 |
is30142 |
23 |
コンポーネントトランザクションサービスの回収に失敗しました。 |
is30142 |
24 |
データベース連携サービスの回収に失敗しました。 |
is30142 |
26 |
Interstage内部で異常を検出しました。 |
is30156 |
27 |
|
環境変数(LD_LIBRARY_PATH)の値を正しく設定して、再度コマンドを実行してください。 |
28 |
イベントサービスの起動に失敗しました。 |
is30141 |
30 |
|
is30148 |
31 |
|
is30143 |
32 |
インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)の起動に失敗しました。 |
is30141 |
33 |
インタフェースリポジトリ(valueインタフェース)の回収に失敗しました。 |
is30142 |
35 |
ロードバランスオプションの起動に失敗しました。 |
is30141 |
36 |
ロードバランスオプションの回収に失敗しました。 |
is30142 |
38 |
運用形態で必須のコンポーネントがインストールされていません。 |
is30168 |
40 |
Webサーバの起動に失敗しました。 |
is30141 |
41 |
HTMLページ編集サービスの起動に失敗しました。 |
is30161 |
42 |
旧バージョンServletサービスの起動に失敗しました。 |
is30141 |
46 |
CORBA/SOAP Client Gatewayの起動に失敗しました。 |
is30141 |
48 |
FJSVjs2suパッケージがインストールされていません。 |
is30911 |
49 |
Interstage HTTP Serverの起動に失敗しました。 |
is30141 |
51 |
|
is30141 |
目次 |