Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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付録D 保守情報の採取> D.3 スナップショット機能

D.3.2 環境設定

 スナップショットの運用を行う前に設定する内容について説明します。

スナップショットの採取の設定

 スナップショットを採取するかどうかをconfigファイルのsnap_useパラメタで設定します。初期値は、"yes"です。変更する場合のみ設定が必要です。

スナップショットサイズの設定

 スナップショットで採取するスナップ情報のサイズをconfigファイルのsnap_sizeパラメタで設定します。このサイズはスナップ情報を格納するメモリサイズに相当します。初期値は、40000バイトです。変更する場合のみ設定が必要です。スナップ情報のサイズがメモリサイズの上限値に達した場合は、メモリ上の古い情報から上書きされます。

注) クライアントアプリケーションとサーバアプリケーションがメッセージを1回送受信すると、Action(“スナップ情報の出力形式”参照)ごとに、以下のサイズ(概算値)のスナップ情報を採取します。スナップショットサイズは、これらの点と必要な情報量/マシンのメモリ容量を考慮して設定してください。

request send
 60+インプリメンテーションリポジトリID長+ホスト名長+オペレーション名長(バイト)
request queue-in
 40+インプリメンテーションリポジトリID長(バイト)
request recv/reply send
 60+インプリメンテーションリポジトリID長+オペレーション名長(バイト)
reply recv
 50+インプリメンテーションリポジトリID長+ホスト名長(バイト)

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