Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
目次
索引
![]() ![]() |
付録A IDL定義 | > A.7 データ型と型宣言 |
シーケンス型の宣言の書式を以下に示します。
typedef sequence<データ型,サイズ> データ型名; typedef sequence<データ型> データ型名; |
シーケンス型は、データ型の1次元配列です。データ型として、基本データ型、シーケンス型(sequence)、構造体(struct)、共用体(union)、配列が指定できます。シーケンス型には、サイズ指定のあるシーケンス(上の書式)とサイズ指定のない書式(下の書式)があります。サイズ指定のないシーケンスのサイズは実行時に指定されます。
以下に基本データ型long、およびユーザ定義型構造体のシーケンス型の宣言の例を示します。
typedef sequence<long,10> A; (サイズ指定あり:long) typedef sequence<long> B; (サイズ指定なし:long) struct sample { long x; char y; }; typedef sequence<sample,30> C; (サイズ指定あり:ユーザ定義型構造体) typedef sequence<sample> D; (サイズ指定なし:ユーザ定義型構造体)
シーケンス型はtypedefで宣言する必要があります。このため、TypeCodeオブジェクトは、TC_sequenceではなく、TC_aliasになります。TypeCodeオブジェクトについては、“TypeCodeオブジェクト”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |