Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編) |
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第11章 CORBAアプリケーションの高度な使い方 |
シグナルを受信するアプリケーションを作成することはできません。
アプリケーションを停止する場合、TerminateProcess関数を使用すると、システム資源を回収できないままアプリケーションが終了してしまいます。資源枯渇を防ぐため、TerminateProcess関数は使用しないでください。アプリケーションを停止する場合には、以下の方法で行ってください。
サーバアプリケーションは、以下の手順で停止してください。
odcntlque -d -que Impl-ID (サーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリID) |
上記を実行することで、サーバアプリケーション活性化時の動作モード(OD_impl_instコマンドの"mode"(定義ファイル)の指定)により、アプリケーションの状態は以下のように遷移します。
クライアントアプリケーションの停止処理を行う場合も、TerminateProcess関数は発行しないでください。また、サーバ側の処理が完了してから停止処理を行うようにしてください、
アプリケーションにサーバ機能とクライアント機能を同時に実装する場合、同一の関数名がスタブ・スケルトンに生成されることがあります。これらを結合すると二重定義となるので、IDLファイル(スタブ・スケルトン)の作成には注意する必要があります。
サーバアプリケーションで子プロセスを生成(fork()などを使用)した場合、その子プロセス内でexit()を使用すると、親プロセスも終了します。子プロセスだけを終了させる場合は、_exit()を使用してください。
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