Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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1.3.2 サーバアプリケーションの起動タイプ
サーバアプリケーションのオブジェクト処理は、サーバアプリケーションの起動タイプを設定することで、以下の4つから選択することができます。作成するシステム設計にしたがって、インプリメンテーションリポジトリへの登録時に設定します。
- shared
1つのサーバアプリケーションが同時に複数のオブジェクトを処理します。サーバオブジェクトは、複数のクライアントからの要求を処理します。この起動タイプを指定すると、自動起動されます。
- unshared
1つのサーバアプリケーションが1つのオブジェクトだけを処理します。サーバオブジェクトは、複数のクライアントからの要求を処理します。この起動タイプを指定すると、自動起動されます。
- persistent
1つのサーバアプリケーションが同時に複数のオブジェクトを処理します。サーバオブジェクトは、複数のクライアントからの要求を処理します。この起動タイプを指定すると、自動起動されません。
- server per method
1つのサーバアプリケーションが1つのオブジェクトだけを処理します。サーバオブジェクトは、1つのクライアントからの要求だけを処理します。この起動タイプを指定すると、自動起動されます。
サーバアプリケーションのオブジェクトを共用する場合は、「Shared」や「Persistent」を指定し、サーバアプリケーションのオブジェクトを排他的に利用する場合は、「Unshared」や「Server per method」を指定します。なお、Persistent以外の起動タイプの場合、サーバアプリケーションが起動されていない場合でも、要求があった時点で自動的に起動されます。
以下を参照し、利用目的に応じて選択してください。

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