ETERNUS SF Storage Cruiser イベント説明書 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 装置ポーリングイベント

本製品は装置ポーリング機能において装置の状態変化を検出すると、以下のようにイベントに表示します。

事象

レベル

イベント表示

対処方法

状態が異常(赤)に変化したとき

Error

Unit status changed: Error

装置の状態を確認してください。

状態が警告(黄)に変化したとき

Warning

Unit status changed: Warning

装置の状態を確認してください。

状態が正常(緑)に変化したとき

Information

Unit status changed: OK

特になし

通信不可に変化したとき

Warning

Connection Timeout

マネージャと当該装置間のLANが正しく動作しているか確認して下さい。各装置の状態、SNMP等のネットワーク通信用プロセスが動作している事、サーバノードエージェントの場合はエージェントが正しく動作している事を確認して下さい。

SNMPを利用して通信する装置で、装置のコミュニティ名を変更した場合は、「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」の「D.2 sanma.confパラメータ説明」を参照して「SNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_IP」を設定し、さらに、設定ファイルの反映を実施してください。

ポーリング機能に異常があったとき

Error

[Polling] (エラー事象)

イベントメッセージに応じてそれぞれ対処してください。

  • Command could not be executed: <コマンド名>
    本イベントは運用管理サーバの資源不足により、コマンドの起動に失敗した場合に発生します。
    一時的に発生する場合は対処不要ですが、定常的に発生する場合は、運用管理サーバのシステム資源枯渇(メモリやファイルディスクリプタの不足)が発生していないか確認してください。

  • XML File can not read: <ファイル名>
    XML定義ファイルの読み込みに失敗した場合に発生します。定義内容に誤りがないか確認してください。

  • XML File not found: <ファイル名>
    XML定義ファイルが存在しない場合に発生します。正しいディレクトリパスにファイルが存在しているか確認してください。

  • その他
    当該メッセージ、および調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

※通信不可から回復したときは、ポーリング機能の通信方式により以下のイベントを表示します。

  1. SNMPを利用する装置

    最新の状態に応じた上記のイベントが表示されます。

  2. SNMP以外を利用する装置

    通信不可になる前の状態に応じた上記のイベントが表示されます。

    例えば通信不可になる前の状態が警告(黄)であった場合に、通信が回復すると"Unit status changed: Warning" のイベントが出力されます。

※本イベントに関して、仮想化スイッチ装置VS900については、「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」の「4.2.2 VS900バーチャリゼーションスイッチ」の「2. 障害管理」を参照してください。


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