ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 運用設計

3.1 LAN接続につい

マネージャは、管理対象装置のLAN インタフェースを使用して、装置を管理します。

すべての管理対象装置に対して、管理用のLANを接続してください。

このとき、管理用のLANを、業務用のLANと別にすることにより、管理による業務影響を最小限にすることが可能です。

3.1.1 ネットワーク条

マネージャと管理対象装置の間にファイアウォールを設置する場合は、ファイアウォールを通過できるよう、以下のポート番号を設定してください。

■クライアント通信

通信先

ポート/プロトコル

通信開始方向

機能

マネージャ

23456/tcp

クライアント→マネージャ

GUI表示/操作

管理対象装置

管理対象装置に依存

管理対象装置に依存

装置管理ソフトウェア呼出し

■マネージャ通信

通信先装置

ポート/プロトコル

通信開始方向

機能

サーバノード (エージェント)

4917/tcp

マネージャ → 装置

構成管理、ポーリング監視

162/udp

装置 →マネージャ

障害管理

ファイバチャネルスイッチ
ETERNUS SN200
BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード

161/udp

マネージャ → 装置

構成管理、性能管理、ポーリング監視

23/tcp

マネージャ → 装置

構成管理

162/udp

装置 → マネージャ

障害管理

仮想化スイッチ装置
ETERNUS VS900

5988/tcp

マネージャ → Brocade SMI Agent

構成管理

7420/tcp

7420/udp

装置 → マネージャ

構成管理

162/udp

装置 → マネージャ

障害監視

ping/icmp

マネージャ → 装置

ポーリング監視

ディスクアレイ装置
ETERNUS8000
ETERNUS6000
ETERNUS4000
ETERNUS3000 (M50除く)
ETERNUS2000
ETERNUS GR series (GR710,GR720除く)

161/udp

マネージャ → 装置

構成管理、性能管理、ポーリング監視

1999/tcp

マネージャ → 装置

構成管理

162/udp

装置 → マネージャ

障害管理

ディスクアレイ装置
ETERNUS3000 M50
ETERNUS GR710,GR720

161/udp

マネージャ → 装置

構成管理、ポーリング監視

80/tcp

マネージャ → 装置

構成管理

1999/tcp

マネージャ → 装置

構成管理

162/udp

装置 → マネージャ

障害管理

日立製作所

SANRISE1000/2000

161/udp

マネージャ → 装置

構成管理

162/udp

装置 →マネージャ

障害管理

ping/icmp

マネージャ → 装置

ポーリング監視

EMC社

EMC Symmetrix 3000/5000/ESP/8000

161/udp

マネージャ → 装置

構成管理

162/udp

装置 →マネージャ

障害管理

ping/icmp

マネージャ → 装置

ポーリング監視

テープライブラリ装置
LT270,LT250,LT160

161/udp

マネージャ → 装置

構成管理

162/udp

装置 → マネージャ

障害管理

ping/icmp

マネージャ → 装置

ポーリング監視

ブリッジ装置
Crossroads

161/udp

マネージャ → 装置

構成管理

23/tcp

マネージャ → 装置

構成管理

ping/icmp

マネージャ → 装置

ポーリング監視

ネットワークディスクアレイ

NR1000

162/udp

装置 → マネージャ

障害管理

161/udp

マネージャ → 装置

ポーリング監視

手動組み込み、その他

162/udp

装置 → マネージャ

障害管理

ping/icmp

マネージャ → 装置

ポーリング監視

3.1.2 SNMPコミュニテ 

マネージャと管理対象装置で利用するSNMPコミュニティは以下の通りです。

通信先装置

デフォルト(*)

アクセス

設定方法

ファイバチャネルスイッチ
ETERNUS SN200
BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード

public

read

設定詳細については、「4.2.1.1 設定」を参照のこと

private

read/write

SN200 MDS(Cisco MDS)ファイバチャネルスイッチ

public

read

設定詳細については、「4.2.4.1 設定」を参照のこと

McDATAファイバチャネルスイッチ

public

read

設定詳細については、「4.2.5.1 設定」を参照のこと

ディスクアレイ装置
ETERNUS8000
ETERNUS6000
ETERNUS4000
ETERNUS3000
ETERNUS2000
ETERNUS GR series

public

read

設定詳細については、「4.3.1.1 設定」を参照のこと

*:変更する場合には、sanma.confパラメータの"SNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_IP"の指定が必要です。詳細は、「付録D カスタマイズ」を参照してください。


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