Symfoware Server Mirroring Controller メッセージ集
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第2章 モニタデーモンが出力するメッセージ

2.5 22000番台のメッセージ

2.5.1 22001 

相手ノード監視でタイムアウトが発生しました s*

Timeout occurred by other node monitoring. s*

[メッセージの意味]

相手ノードの監視中にタイムアウトを検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用を継続します。再開間隔が指定されている場合は、再開間隔の間、相手ノードの監視を中断します。再開間隔に0が指定されている場合は、相手ノード監視を終了します。

[利用者の処置]

相手ノードの状態を確認してください。以下の原因が考えられます。
−相手ノードのスローダウン
−通信環境の過負荷
−LAN回線の切断
必要に応じて、切替えコマンドを実行して、ノードを切替えて業務を継続してください。

2.5.2 22002 

相手ノードとの通信が切断されました s*

The communication to the other node is terminated. s*

[メッセージの意味]

相手ノードの監視中に通信が切断されました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用を継続します。相手ノードと再接続を行います。再接続後、相手ノードの監視を再開します。再開間隔に0が指定されている場合は、相手ノード監視を終了します。

[利用者の処置]

相手ノードの状態やネットワークの状態を確認してください。以下の原因が考えられます。
−相手ノードのダウン
−相手ノードOSのダウン
相手ノードのOSダウンの場合、リカバリを行うか、切替コマンドを実行してノードを切替えて業務を継続してください。相手ノードがOSダウンではない場合、システムログのメッセージにより対処してください。

2.5.3 22003 

Symfoware/RDBの無応答を検出しました s*

No response of Symfoware/RDB was detected.  s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBの無応答を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用を継続します。再開間隔が指定されている場合は、再開間隔の間、Symfoware/RDBの無応答の監視を中断します。再開間隔に0が指定されている場合は、無応答監視を終了します。

[利用者の処置]

データベースの状態を確認してください。

2.5.4 22005 

Symfoware/RDBのロググループ管理ファイルに閉塞を検出しました s*

Inhibition state of the log group management file was detected.  s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBのロググループ管理ファイルに閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

正系ノードで検出した場合はノード切替えを行います。副系ノードで検出した場合は切替え不可状態となります。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBのリカバリ処理を行ってください。

2.5.5 22006 

Symfoware/RDBのログ管理ファイルに閉塞を検出しました s*

Inhibition state of the log management file was detected.  s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBのログ管理ファイルに閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

正系ノードで検出した場合はノード切替えを行います。副系ノードで検出した場合は切替え不可状態となります。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBのリカバリ処理を行ってください。

2.5.6 22007 

Symfoware/RDBのテンポラリログファイルに閉塞を検出しました s*

Inhibition state of the temporary log file was detected.  s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBのテンポラリログファイルに閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

正系ノードで検出した場合はノード切替えを行います。副系ノードで検出した場合は切替え不可状態となります。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBのリカバリ処理を行ってください。

2.5.7 22008 

Symfoware/RDBのRDBディクショナリに閉塞を検出しました s*

Inhibition state of the RDB dictionary was detected.  s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBのRDBディクショナリに閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

正系ノードで検出した場合はノード切替えを行います。副系ノードで検出した場合は切替え不可状態となります。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBのリカバリ処理を行ってください。

2.5.8 22009 

Symfoware/RDBのDSIに閉塞を検出しました s*

Inhibition state of DSI was detected. s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBのDSIに閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

正系ノードで検出した場合はノード切替えを行います。副系ノードで検出した場合は切替え不可状態となります。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBのリカバリ処理を行ってください。

2.5.9 22010 

通信処理において異常が発生しました 調査情報='s* d* t*' u*

Error occurred during communication processing. Search information='s* d* t*' u*

[メッセージの意味]

ノード間の通信でエラーが発生しました。

[パラメタの意味]

s*: 詳細情報1
d*: 詳細情報2
t*: 詳細情報3
u*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

運用は継続します。

[利用者の処置]

ネットワークの状態、相手ノードの状態を確認してください。異常の原因を取り除いたあと、コマンドの再実行をしてください。以下の原因が考えられます。
−LAN回線の切断
解決しない場合は、当社技術員に連絡してください。

2.5.10 22021 

正系ノードでSymfoware/RDBの無応答を検出しました s*

No response of Symfoware/RDB was detected in the primary node.  s*

[メッセージの意味]

正系ノードでSymfoware/RDBの無応答を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

再開間隔が指定されている場合は、再開間隔の間、Symfoware/RDBの無応答の監視を中断します。再開間隔に0が指定されている場合は、無応答監視を終了します。

[利用者の処置]

正系ノードのSymfoware/RDBの状態を確認してください。状態に応じて切替えコマンドを発行してノードを切替えて業務を継続してください。

2.5.11 22023 

正系のSymfoware/RDBの資源に閉塞を検出しました s*

Inhibition state of Symfoware/RDB resource was detected in the primary node. s*

[メッセージの意味]

正系のSymfoware/RDBの資源に閉塞を検出しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

副ノードが切替え可能状態の場合、ノード切替えを行います。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBのリカバリ処理を行った後、組込み処理を行ってください。


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