Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド

5.4.3.6 ロググループ管理ファイルのリカバリ（Symfoware/RDBの停止中）

ロググループ管理ファイルに異常が発生した場合に、異常が発生したノードでSymfoware/RDBを停止してリカバリを行う場合と、DBミラーリングシステムの異常監視によるノード切替えや利用者判断によるノードの切替えを行った場合のリカバリ方法について説明します。

なお、ロググループ管理ファイルのリカバリ方法は、DBミラーリングシステムを構成していない場合と同じです。

■ノードの切替えを行わない場合

DBミラーリングシステムの資源に対するリカバリが不要な場合のリカバリ手順と同じです。ただし、ログ管理ファイルのリカバリを伴う場合には、「(4) RDB資源のリカバリ」内で、RLPの再登録処理を行ってください。

■ノードの切替えを行った場合

異常が発生した直後にSymfoware/RDBが停止してノードが切り替わった後に、異常が発生したノードでdxrebuildコマンドによるノード組込みを行う前にロググループ管理ファイルのリカバリを行います。ロググループ管理ファイルは、Symfoware/RDB停止中のリカバリ方法によってリカバリします。

ロググループ管理ファイルと同一ボリュームにログ管理ファイルを配置している場合には、ログ管理ファイルのリカバリが必要となります。ログ管理ファイルのリカバリについては“ログ管理ファイルのリカバリ（Symfoware/RDBの停止中）”を参照してください。

• ロググループ管理ファイルのリカバリについては“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。

• ノード組込みの運用方法については“ノード組込み”を参照してください。

• DBミラーリングシステムの資源に対するリカバリが不要な場合のリカバリ手順については“DBミラーリングシステムの資源に対するリカバリが不要な場合”を参照してください。