Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第2章 DBミラーリングシステムの運用方法> 2.7 DBミラーリングシステムの環境削除> 2.7.1 RLPの環境削除

2.7.1.5 等価性コピーの停止

RECテンプレート作成シェルスクリプトdxreccancel.shを両ノードで実行し、等価性コピーを停止します。
等価性コピーを停止した後、RECテンプレート作成シェルスクリプトdxrecstat.shを実行して、等価性コピーの状態を確認します。

■正系ノードでの操作

  1. dxreccancel.shを実行して等価性コピーを停止します。

    $ dxreccancel.sh -d 主系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル名 -x
  2. dxrecstat.shを実行して、等価性コピーの状態を確認します。
    dxrecstat.shの実行結果から、“Status”欄がすべて“----”となっていることを確認してください。

    $ dxrecstat.sh -d 主系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル名 -x

    実行例

    $ dxrecstat.sh -d 主系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル名 -x
    
    Server Original-Volume       Replica-Volume           Direction  Status     Execute
    SRC-SV /dev/blockdev11@SRC-SV /dev/blockdev11@TARG-SV ----       ----       ----
    SRC-SV /dev/blockdev12@SRC-SV /dev/blockdev12@TARG-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14311: RLM用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
    SRC-SV /dev/blockdev13@SRC-SV /dev/blockdev13@TARG-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #1用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
    SRC-SV /dev/blockdev14@SRC-SV /dev/blockdev14@TARG-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #2用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
    SRC-SV /dev/blockdev15@SRC-SV /dev/blockdev15@TARG-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #3用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました

■副系ノードでの操作

  1. dxreccancel.shを実行して等価性コピーを停止します。

    $ dxreccancel.sh -d 従系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル -x
  2. dxrecstat.shを実行して、等価性コピーの状態を確認します。
    dxrecstat.shの実行結果から、“Status”欄がすべて“----”となっていることを確認してください。

    $ dxrecstat.sh -d 従系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル -x

    実行例

    $ dxrecstat.sh -d 従系RLPの複写元RLPのRLP定義ファイル名 -x
    
    Server Original-Volume         Replica-Volume         Direction  Status     Execute
    SRC-SV /dev/blockdev21@TARG-SV /dev/blockdev21@SRC-SV ----       ----       ----
    SRC-SV /dev/blockdev22@TARG-SV /dev/blockdev22@SRC-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14311: RLM用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
    SRC-SV /dev/blockdev23@TARG-SV /dev/blockdev23@SRC-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #1用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
    SRC-SV /dev/blockdev24@TARG-SV /dev/blockdev24@SRC-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #2用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました
    SRC-SV /dev/blockdev25@TARG-SV /dev/blockdev25@SRC-SV ----       ----       ----
    SYMFOWARE_SYMDX: INFO: 14313: RLC #3用ブロックデバイスのREC状態確認に成功しました

エラーが発生した場合、原因を取り除いて該当処理から再開します。その場合、RECテンプレート作成シェルスクリプトを使用せずにコマンドで等価性コピーの停止作業を行う必要がある場合があります。-oオプション指定でコマンド実行シェルスクリプトを作成し、必要に応じて編集したものを実行してください。


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