Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第2章 DBミラーリングシステムの運用方法> 2.3 ノード切替え> 2.3.4 ノード切替えの注意事項

2.3.4.5 通信環境異常時のノード切替え

ノード間の通信環境が異常となった場合は、DBミラーリングシステムによるノード切替え、dxswitchコマンド(オプションなし)によるノード切替えおよび副系ノードのデータベースの異常をメッセージ出力することができません。
このような場合、以下の方法でノード切替えを実施することで利用者業務を継続してください。

DBミラーリングシステムでは、ノード間の通信環境の異常を検知すると、副系ノードに以下のメッセージを出力します。この場合、正系ノードのデータベースの状態を確認し、データベースが正常な場合、早急にノード間の通信環境をリカバリしてください。
データベースに異常が発生している場合は、正系ノードのデータベースを停止した後で、副系ノードからdxswitchコマンドの-nオプションを実行することでノード切替えを行うことができます。

正系ノードのOSやハードに無応答などの異常が発生し、正系ノードの状態が確認できない場合や、Symfoware/RDBの強制停止ができない場合も、正系ノードのシャットダウンなどを行いdxswitchコマンドの-nオプションを実行することでノード切替えが可能です。

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