Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第1章 DBミラーリングシステムの運用概要 | > 1.1 通常運用 |
DBミラーリングシステムでは、正系ノードでデータベースサーバやデータベースの異常が発生した場合、副系ノードが正系ノードに切り替わります。利用者は、異常発生によるノード切替えを意識することなく、利用者業務を継続することが可能です。
異常が発生したノードをリカバリした後、ノード組込みを実施することにより副系ノードとして組み込まれ、副系ノードの利用者業務も再開可能になります。
正系ノードから副系ノードへの切替えは以下の方法があります。
利用者判断によるノード切替え
DBミラーリングシステムの監視による異常の検知、あるいはSymfoware/RDBの異常を利用者が検知した場合等、利用者による判断でノード切替えを行うことが可能です。
利用者判断によるノード切替えには以下の2通りあります。
dxswitchコマンドによるノード切替え
データベースの強制停止によるノード切替え
DBミラーリングシステムによるノード切替え
Symfoware/RDBのシステムダウン、およびDBミラーリング動作環境ファイルにおいてノード切替えが指定された監視によってDBミラーリングシステムがノード切替えを行います。
縮退運用の流れを以下に示します。
正系ノードでの異常によりノード切替えが発生してからノード組込みが行われるまでは、データベースは二重化構成ではありません。なるべく早急に異常原因を取り除き、ノード組込みを行ってください。
正系ノードに異常が発生したとき、副系ノードで参照系の利用者業務を行っていた場合は、その業務を一時停止し、ノード組込み後に新しい副系ノードで利用者業務を再開することを推奨します。
ノード切替え後、新しい正系ノードで更新系の利用者業務と参照系の利用者業務を同時に実施する場合は、サーバリソースなどの見積りや性能への影響を十分考慮してください。
ノード切替えについては“ノード切替え”を参照してください。
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