Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 イベントビューアまたはSYSLOGに出力されるメッセージ

2.15 MpStemで始まるメッセージ

本節では、MpStemで始まるメッセージについて説明します。

MpStemで始まるメッセージは、スケジュール分散機能が出力するメッセージです。

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイの出力内容と格納先

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルは、スケジュール分散機能でシステムコールが失敗した場合などシステムで異常が発生した際に、詳細なエラー情報が出力されるファイルです。エラー情報の出力内容と格納先は、以下のとおりです。

出力内容

****************** Occurring time of Error : YYYY/MM/DD HH:MM:SS *****************

Error code = [aaaaa]

[Error information]
MESSAGETEXT

PID:nnnnn
xxxxx
yyyyy(zzzzz)

出力項目について、以下に説明します。

YYYY/MM/DD HH:MM:SS
現象の発生した日時
aaaaa
スケジュール分散機能のエラーコード

出力されない場合があります。

MESSAGETEXT
発生している現象を説明するメッセージ
nnnnn
異常が発生したプロセスのプロセスID
格納先
【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpstemsv\stemDBn\log\errdump.log(nはサブシステム番号)
【UNIX版】
/var/opt/FJSVstem/stemDBn/log/errdump.log(nはサブシステム番号)

 

MpStem: INFO: 10001: スケジュール情報の作成を開始しました。(yyyymmdd)

MpStem: INFO: 10001: Creating schedule information. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

運用日管理のスケジュールの抽出・適用を行うスケジュール管理コマンドが起動されました。yyyymmddは、スケジュールを行う運用日です。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を継続します。


 

MpStem: INFO: 10002: スケジュール情報の作成を完了しました。(yyyymmdd)

MpStem: INFO: 10002: Created the schedule information. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

運用日管理のスケジュールの抽出・適用が正常に完了しました。yyyymmddは、スケジュールされた運用日です。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

正常終了


 

MpStem: INFO: 10003: スケジュール情報は既に作成済みのため、作成されませんでした。(yyyymmdd)

MpStem: INFO: 10003: Schedule information already exists. Could not create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

yyyymmddの運用日のスケジュール作成は実施済のため、新たにスケジュール作成を行う必要はありません。日変わり時刻到来時、ジョブスケジューラサービス/デーモンの起動時、または当日のスケジュール実行を行ったときに出力されます。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

正常終了


 

MpStem: INFO: 10006: 運用変更が正常に行われました。

MpStem: INFO: 10006: Operation Change has been completed successfully.

【メッセージの意味】

事前登録してあった運用変更情報がリリース日を迎えたため、マスタ情報に反映しました。

【システムの処理】

処理を継続します。


 

MpStem: INFO: 10010: 前日までに終了していないジョブネットが存在しています。

MpStem: INFO: 10010: A job net on the previous day is not completed.

【メッセージの意味】

日変わり時刻到来時に前日までにスケジュールされたジョブネットで未完了のジョブネットが存在しています。

【システムの処理】

処理を継続します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散状況監視[持ち越しジョブネットの監視]]ウィンドウで、未完了ジョブネットを確認して対処を行ってください。


 

MpStem: INFO: 10015: プロジェクト数が上限値を超えたため過去のスケジュールを退避しました。

MpStem: INFO: 10015: The number of projects reached the maximum. Created a backup of obsolete schedules.

【メッセージの意味】

スケジュール登録時にプロジェクト数が上限値を超えたため、過去のスケジュール情報を以下のディレクトリに退避しました。

【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpstemsv\stemDBn\moveディレクトリ(nはサブシステム番号)
【UNIX版】
/var/opt/FJSVstem/stemDBn/moveディレクトリ(nはサブシステム番号)
【システムの処理】

処理を継続します。

【システム管理者の処置】

退避されたスケジュール情報を参照する場合は、stemprintnet 退避情報確認コマンドを使用してください。


 

MpStem: ERROR: 10100: スケジュール情報は既に作成済みのため、作成できません。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10100: Schedule information already exists. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

yyyymmddの運用日のスケジュール作成は実施済のため、新たにスケジュール作成を行うことはできません。運用日指定でオペレータがスケジュール管理コマンドを起動したときに出力されます。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール作成後にマスタ情報を変更したため、新たにスケジュール作成を行いたい場合は、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウ/[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウからの再スケジュール、またはスケジュール管理コマンドを再スケジュールオプションで起動することにより再作成できます。記述形式を以下に記述します。

stemManager -d yyyymmdd -force


 

MpStem: ERROR: 10101: スケジュール情報は既に作成中のため、作成できません。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10101: Schedule information is currently being created. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

日変わり時刻でのスケジュール作成時に同一運用日でスケジュール作成途中のデータが存在しているため、スケジュールの作成はできませんでした。運用日指定でオペレータがスケジュール管理コマンドを実行して、スケジュール作成に失敗した可能性があります。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウからスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行することで、前回失敗時のリカバリを行い、スケジュールを作成します。


 

MpStem: ERROR: 10102: スケジュール情報は他で作成中のため、作成できません。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10102: Schedule information is currently being created by another process. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

スケジュール管理コマンドが既に起動中です。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウで、スケジュールの状況を確認してください。作成中のスケジュールが完了した後、作成されなかった日付(yyyymmdd)に対して、再度操作を行ってください。


 

MpStem: ERROR: 10103: スケジュール情報の作成に失敗しました。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10103: Failed to create schedule information. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

スケジュール情報を作成するための環境で問題が発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10104: スケジュール情報の抽出に失敗しました。

MpStem: ERROR: 10104: Failed to extract the schedule information.

【メッセージの意味】

スケジュール情報をマスタ情報から抽出する際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10105: スケジュール管理ファイルの書き込みに失敗しました。

MpStem: ERROR: 10105: Failed to write the schedule management file.

【メッセージの意味】

スケジュール管理コマンドにおいて、スケジュール作成状況の情報保存でエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10106: スケジュール情報の配付に失敗しました。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10106: Failed to distribute the schedule information. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール情報を管理サーバからスケジュールサーバに配付する際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10107: スケジュール情報の登録に失敗しました。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10107: Failed to register the schedule information. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール情報をジョブスケジューラに登録する際にエラーが発生しました。ジョブスケジューラ機能の動作状況を確認してください。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

スケジュールサーバを登録せず、1台のサーバで運用している場合、出力されません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10108: スケジュールサーバが存在しません。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10108: Schedule server does not exist. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール管理コマンドの起動時に指定したスケジュールサーバ、または、抽出したスケジュール情報のスケジュールサーバが存在していません。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュールサーバの定義を確認し、正しいスケジュールサーバ名を指定してスケジュール管理コマンドを実行します。または、ジョブネット定義情報のデフォルトホスト名をスケジュールサーバに指定したホスト名に一致させた後、再度操作を行ってください。


 

MpStem: ERROR: 10109: データが不当なため、プロジェクト情報の登録に失敗しました。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10109: Invalid data. Failed to register the project information. (XXXX)

【メッセージの意味】

プロジェクトのデータが壊れている、または所有者/アクセス権に設定されているユーザが存在しないため、スケジュールサーバのSystemwalker Operation Managerに組み込む際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: プロジェクト名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker Operation Managerに登録されているプロジェクト情報を確認してください。問題がなければプロジェクトマスタ登録コマンドを実行した後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。
(プロジェクト名)の欄にプロジェクト名がない場合、プロジェクト名管理情報にも異常が発生しているため、詳細エラー情報を見てどのプロジェクトでデータ破壊エラーがあったかを判断し、上記リカバリを行ってください。


 

MpStem: ERROR: 10110: データが不当なため、スケジュール情報の登録に失敗しました。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10110: Invalid data. Failed to register the schedule information. (XXXX)

【メッセージの意味】

抽出したスケジュール情報が壊れているために、Systemwalker Operation Managerに組み込む際にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10112: スケジュールサーバとの通信に失敗しました。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10112: Failed to communicate with Schedule Server. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュールサーバとの通信でエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

以下の点について確認し、問題を取り除いた後、再度操作を行ってください。


 

MpStem: ERROR: 10113: スケジュールサーバの定義に同じホスト名が重複して定義されています。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10113: Same host name is defined more than once in the definition on Schedule Server. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュールサーバの定義に同名のホストが存在します。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの「スケジュールサーバ」で、分散するサーバを確認のうえ、修正してください。


 

MpStem: ERROR: 10114: スケジュールサーバの定義に同じIPアドレスが重複して定義されています。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10114: Same IP address is defined more than once in the definition on Schedule Server. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュールサーバの定義に同じIPアドレスが存在します。

【パラメタの意味】

XXXX: IPアドレス

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの「スケジュールサーバ」で、分散するサーバのIPアドレスを確認のうえ、修正してください。


 

MpStem: ERROR: 10119: 環境が正しく構築されていません。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10119: Environment is not configured correctly. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール分散環境が正しく構築されていません。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで環境を確認してください。モードに“設定異常”が表示されている場合は、再度モードを設定して適用することで再構築されます。また、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルにおいてスケジュールサーバの設定異常の場合は、スケジュールサーバのリストを確認して編集/解除の操作を行い、適用してください。


 

MpStem: ERROR: 10123: 過去のスケジュール情報は作成できません。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10123: Cannot create schedule information for the past date. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】
【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

過去のスケジュール情報は作成しないでください。


 

MpStem: ERROR: 10124: スケジュール情報の取り消しに失敗しているため、スケジュール作成はできません。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10124: Deletion of the schedule information failed previously. Cannot create it. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

指定の運用日はスケジュールの取り消しで異常が発生している状態のため、スケジュールを作成することはできません。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照してスケジュールの取り消しエラーの問題を取り除き、スケジュールの取り消しを行ってください。取り消し後、スケジュールの作成ができます。


 

MpStem: ERROR: 10130: スケジュール情報の適用に失敗しました。(mmdd)

MpStem: ERROR: 10130: Failed to apply the schedule information. (mmdd)

【メッセージの意味】

スケジュール情報をジョブスケジューラに適用する際にエラーが発生しました。ジョブスケジューラの動作状況の確認、または[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウで、スケジュール分散状況を確認してください。上記の原因で分からないときは、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに詳細なエラー情報が出力されていますので、内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

mmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

原因を取り除いた後に、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウからスケジュール実行します。


 

MpStem: ERROR: 10131: サブシステム環境が作成されていません。

MpStem: ERROR: 10131: Subsystem environment is not created.

【メッセージの意味】

Systemwalker Operation Manager のサブシステムが作成されていません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker Operation Manager のサブシステムを作成後、[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで環境設定をやり直してください。


 

MpStem: ERROR: 10132: スケジュール環境設定ファイルに不当な値が設定されています。

MpStem: ERROR: 10132: Invalid value is specified in the schedule configuration file.

【メッセージの意味】

スケジュール環境設定ファイルが壊れています。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

バックアップでデータが退避してある場合、退避先の以下のファイルを復元してください。

【Windows版】
退避先ディレクトリ\omgr\mpstemsv\stemDBn\etc\stemmanager.ini(nはサブシステム番号)
【UNIX版】
退避先ディレクトリ/FJSVstem/stemDBn/etc/stemmanager.ini(nはサブシステム番号)

リストアをした場合、バックアップを行った時期によりスケジュール状況を保管するDBが戻ってしまい、一部情報が抜けることがあります。

バックアップデータがない場合、以下のファイルを削除して新規にスケジュール環境設定を行う必要があります。

【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpstemsv\stemDBn\etc\stemmanager.ini(nはサブシステム番号)
【UNIX版】
/var/opt/FJSVstem/stemDBn/etc/stemmanager.ini(nはサブシステム番号)

 

MpStem: ERROR: 10133: 30日先の未来のスケジュールはできません。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10133: Can only schedule 30 days into the future. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

未来のスケジュール可能な日付は当日から30日以内です。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

30日を超えた未来のスケジュールをしないでください。


 

MpStem: ERROR: 10134: 年をまたいだ過去のスケジュールはできません。(yyyymmdd)

MpStem: ERROR: 10134: Cannot schedule for a date in the previous year. (yyyymmdd)

【メッセージの意味】

年をまたいでしまった場合、過去の起動日情報が失われてしまうため、スケジュール実行ができなくなります。

【パラメタの意味】

yyyymmdd: 日付

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

年をまたいだ過去のスケジュールをしないでください。


 

MpStem: ERROR: 10136: 運用変更に失敗しました。

MpStem: ERROR: 10136: Operation Change has failed.

【メッセージの意味】

運用日のスケジュール実行時の運用変更で問題が発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10137: 運用変更の予定チェックに失敗しました。

MpStem: ERROR: 10137: Failed to check the schedule for Operation Change.

【メッセージの意味】

運用日のスケジュール実行時の運用変更の有無をチェックする際に問題が発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10138: 運用変更が失敗しているため、スケジュールは実行できません。

MpStem: ERROR: 10138: Cannot run the schedule because the Operation Change process has failed previously.

【メッセージの意味】

運用変更が失敗しているため、新たにスケジュールの作成ができない状態になっています。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

異常の発生している運用日のスケジュールを完了させた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10139: 運用日のスケジュールが未作成のため、スケジュールサーバ指定のスケジュールはできません。

MpStem: ERROR: 10139: No operation is scheduled by dates. Cannot schedule using Schedule Server.

【メッセージの意味】

新規に運用日のスケジュールを作成する場合、スケジュールサーバ指定では実行できません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

新規にスケジュールを作成する場合は、サブシステム単位でスケジュールを実行します。


 

MpStem: ERROR: 10143: サーバ間で仮想時間の同期がとれていません。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10143: Virtual time is not in sync between servers. (XXXX)

【メッセージの意味】

管理サーバとスケジュールサーバで仮想時間の同期がとれていないため、スケジュール情報の分散ができません。同期のとれていないスケジュールサーバ名が表示されています。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスの[サブシステム]を選択し、[仮想時間の設定]で[同期のみ実行]を行ってください。


 

MpStem: ERROR: 10144: プロジェクトのマスタ設定情報が読み込めません。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10144: Cannot read the master setting of the project. (XXXX)

【メッセージの意味】

プロジェクトのマスタ設定情報が正しく登録されていません。

【パラメタの意味】

XXXX: プロジェクト名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

再度、プロジェクトのマスタ設定(stemSetPrjMaster)を行ってください。


 

MpStem: ERROR: 10145: スケジュール情報の登録を確認できませんでした。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10145: Could not check if the schedule information is registered. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール実行において、管理サーバ側でスケジュールサーバのスケジュール情報の登録状況の確認に失敗しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して問題を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10146: 管理サーバへの通知に失敗しました。

MpStem: ERROR: 10146: Failed to notify the management server.

【メッセージの意味】

スケジュールサーバ側でスケジュールの適用状況を管理サーバに通知するときにエラーが発生しました。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行します。


 

MpStem: ERROR: 10147: スケジュールの適用で異常が発生しました。

MpStem: ERROR: 10147: An error occurred while applying the schedule.

【メッセージの意味】

スケジュール情報の適用処理を行う前にエラーが発生しました。詳細なエラー情報について、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますので内容を確認のうえ問題を取り除いてください。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルを参照して原因を取り除いた後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウからスケジュール実行します。


 

MpStem: ERROR: 10148: スケジュールサーバが追加されているため、異常状況に対するスケジュールの実行はできません。

MpStem: ERROR: 10148: A schedule server has been added. Cannot start the schedule for error status.

【メッセージの意味】

スケジュール分散での運用形態を1台のサーバから複数サーバでの運用形態に変更した場合、1台の運用形態で発生したスケジュールの異常はリカバリできません。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

異常状況のスケジュールを取り消して、再度スケジュールを実行するか、運用形態を1台のサーバに戻して、スケジュールの実行(リカバリ)を行ってください。スケジュールの取り消し/スケジュールの実行は、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウで実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10149: コード変換により、文字列の最大バイト数を超えました。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10149: The string exceeded the maximum size (bytes) after encoding. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュール情報の文字列をコード変換する際に、情報領域の最大バイト数を越える文字列が存在します。バイト数を越える領域の情報は、スケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力されていますのでマスタ情報の文字列を修正してください。

【パラメタの意味】

XXXX: スケジュールサーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

マスタ情報のスケジュール分散機能詳細エラー情報ファイルに出力された領域の文字列を修正した後、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウでスケジュール実行するか、スケジュール管理コマンドを運用日指定で実行します。


 

MpStem: ERROR: 10150: 旧バージョンのスケジュールサーバに対するスケジュール分散はできません。(XXXX)

MpStem: ERROR: 10150: Cannot distribute schedules to an earlier version of the schedule server. (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュールサーバのSystemwalker Operation Managerが、管理サーバのSystemwalker Operation Managerより前のバージョンの製品であるため、スケジュール情報を配付することはできません。

【パラメタの意味】

XXXX: スケジュールサーバ名

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

スケジュールサーバの Systemwalker Operation Manager をバージョンアップし、再度操作を行ってください。


 

MpStem: WARNING: 10201: スケジュールを作成する情報が存在しません。

MpStem: WARNING: 10201: There is no information to create a schedule.

【メッセージの意味】

対象日に実行するスケジュールが存在しません。

【システムの処理】

処理を継続します。


 

MpStem: WARNING: 10202: スケジュール環境設定ファイルに不当な値が設定されています。

MpStem: WARNING: 10202: Invalid value is specified in the schedule configuration file.

【メッセージの意味】

スケジュール環境設定ファイルに設定されている値に誤りがあります。設定項目はデフォルト値で動作します。

スケジュール環境設定ファイルの格納先:

【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\mpstemsv\stemDBn\etc\stemmanager.ini(nはサブシステム番号)
【UNIX版】
/var/opt/FJSVstem/stemDBn/etc/stemmanager.ini(nはサブシステム番号)
【システムの処理】

デフォルト値で処理を継続します。

【システム管理者の処置】

[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスから内容を確認して、保存しなおしてください。[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスで不正な値は初期値に戻されます。


 

MpStem: WARNING: 10203: スケジュール情報の登録処理中です。(XXXX)

MpStem: WARNING: 10203: Registering the schedule information... (XXXX)

【メッセージの意味】

スケジュ−ルの組込み処理が二重に行われました。

【パラメタの意味】

XXXX: サーバ名

【システムの処理】

後の組込み処理は中止する。

【システム管理者の処置】

スケジュールを再度実行してください。


 

MpStem: WARNING: 10204: 事前に登録された情報の削除に失敗しました。

MpStem: WARNING: 10204: Failed to delete the registered information.

【メッセージの意味】

スケジュール実行時に運用変更は正常に完了したが、運用変更用プロジェクトの削除に失敗しました。

【システムの処理】

処理を継続します。

【システム管理者の処置】

Systemwalker Operation Managerクライアントから、運用変更用プロジェクトの状態を確認のうえ、削除を行ってください。


 

MpStem: WARNING: 10209: マスタ設定されていないプロジェクトが存在しました。(XXXX)

MpStem: WARNING: 10209: There is a project that is not set as master. (XXXX)

【メッセージの意味】

プロジェクトに対し、スケジュール情報は無効化されていますが、マスタ設定情報が存在していないため、スケジュール情報の抽出がされませんでした。

【パラメタの意味】

XXXX: プロジェクト名

【システムの処理】

対象プロジェクトの抽出は行わずに、処理を継続します。

【システム管理者の処置】

対象プロジェクトを指定して、プロジェクトマスタ設定コマンドを再度実行してください。


 

MpStem: WARNING: 10210: 監査ログライブラリのロードに失敗しました。

MpStem: WARNING: 10210: Failed to load the audit log library.

【メッセージの意味】

監査ログを出力するためのライブラリのロードで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。

【システムの処理】

処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。

【対処方法】

以下のファイルが存在しているか確認してください。存在している場合、ファイルが壊れている可能性があります。Systemwalker Operation Managerを再インストールまたは富士通技術員に連絡してください。

【Windows版】

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.JM\bin\mpaudito.dll

【Solaris版/AIX版/Linux版/Linux for Itanium版】

/opt/systemwalker/lib/libmpaudito.so

/opt/systemwalker/lib/libmpaudito_nt.so

【HP版】

/opt/systemwalker/lib/libmpaudito.sl

/opt/systemwalker/lib/libmpaudito_nt.sl


 

MpStem: WARNING: 10211: 監査ログファイルの読み込みに失敗しました。

MpStem: WARNING: 10211: Failed to read the audit log file.

【メッセージの意味】

監査ログの出力先ファイルのオープンで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。

【システムの処理】

処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。

【対処方法】

監査ログの出力先ファイルおよびディレクトリは、mpsetlogsend_omgrコマンドで指定できます。mpsetlogsend_omgrコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。


 

MpStem: WARNING: 10212: XXXX ポリシー情報の設定に失敗しました。

MpStem: WARNING: 10212: XXXX Failed to set up policy information.

【メッセージの意味】

ポリシー情報を設定できませんでした。

【パラメタの意味】

XXXX: ポリシー情報ファイル

【システムの処理】

ポリシーを設定しない状態で、処理を継続します。

【対処方法】

設定されなかったポリシー情報を確認してください。ポリシー情報を再設定する場合は、ジョブスケジューラデーモン/サービスを再起動してください。


 

MpStem: WARNING: 10213: ポリシー情報の設定に失敗しました。

MpStem: WARNING: 10213: Failed to set up policy information.

【メッセージの意味】

スケジュール分散機能の環境が構築されていないため、ポリシー情報を設定できませんでした。

【システムの処理】

ポリシーを設定しない状態で、処理を継続します。

【対処方法】

スケジュール分散機能の環境構築後に、再度ポリシー情報を配付してください。


 

MpStem: ERROR: 10328: ジョブスケジューラは終了処理中のため操作できません。

MpStem: ERROR: 10328: Systemwalker MpJobsch stopped and cannot be controlled.

【メッセージの意味】

終了処理ジョブネット(JSHENDまたはJSHFORCE)が開始したため、スケジュール分散機能のコマンドは操作要求を受け付けることができませんでした。

【システムの処理】

処理を中止します。

【システム管理者の処置】

ジョブスケジューラの再起動後、コマンドを再実行してください。


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