Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 Systemwalker Operation Managerの動作環境を定義する | > 2.8 ジョブ実行制御の定義 |
ジョブ所有者情報の定義について説明します。
[運用情報の定義]ウィンドウの[利用機能]シートにおいて、[ジョブを所有者の権限で実行する]を指定した場合に必須の定義です。
Systemwalker Operation Managerにおいて、ジョブの所有者の権限でジョブを実行するためには、ジョブ所有者情報として各ユーザのパスワードを設定しておく必要があります。
[ジョブを所有者の権限で実行する]を指定した場合、[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウの[状態]が“未定義”のユーザから依頼されたすべてのジョブおよびジョブネットは異常終了となります。
スケジュールジョブの場合とデマンドジョブの場合に分けて説明します。
スケジュールジョブのジョブ所有者情報は、ジョブスケジューラのプロジェクトの定義での設定内容を基にして定義します。したがって、あらかじめジョブスケジューラのプロジェクトの定義を行ってください。プロジェクトの定義については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”を参照してください。
[Systemwalker Operation Manager 環境設定]ウィンドウで、[ジョブ所有者]ボタンを選択すると、[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウが表示されます。1.で登録されたユーザ名が表示されます。
[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウで対象ユーザを選択し、[ユーザ]メニューの[定義]を選択します。[パスワード情報の定義]ダイアログボックスが表示されるので、パスワード情報を入力します。
入力された内容が正しく認証されると、[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウにおいて、当該ユーザの[状態]欄に“定義済”と表示されます。
[Systemwalker Operation Manager 環境設定]ウィンドウで、[ジョブ所有者]ボタンを選択すると、[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウが表示されます。
[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウで[ユーザ]メニューの[新しいユーザ]を選択します。[新しいユーザの定義]ダイアログボックスが表示されるので、デマンドジョブの所有者情報を入力して[OK]ボタンをクリックします。
入力された内容が正しく認証されると、[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウにユーザ情報が表示されます。
ウィンドウ内には、ジョブスケジューラのプロジェクト定義で設定された、スケジュールジョブの所有者名および、[新しいユーザの定義]ダイアログボックスで登録されたデマンドジョブの所有者名の一覧が表示されます。各欄の意味を以下に示します。
当該ユーザがデマンドジョブの所有者である場合は、そのユーザがドメインユーザであるかどうかによって以下のように表示されます。
[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウの[ユーザ名]の表示順序は、[表示]メニューの[ユーザの整列]により、以下の2種類の整列方法から選択できます。
各欄について説明します。
入力したパスワードが正しいかを確認するために、実際に認証をテストします。パスワードが正しい場合は、[ジョブ所有者情報の定義]ウィンドウの当該ユーザの“状態”欄が“定義済”になります。指定されたパスワードに誤りがある場合は、エラーメッセージが表示され、再度、[パスワード情報の定義]ダイアログボックスが表示されます。
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