Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 Systemwalker Operation Managerの動作環境を定義する |
電源制御の定義について説明します。
クライアントでのユーザログオンを契機にサーバの電源を投入させるには、クライアント側で電源制御機能のコマンドをスタートアッププログラムとして登録します。スタートアッププログラムとは、Windowsの起動時に、自動的に実行するように登録されたプログラムのことです。登録はWindows上で行います。
なおこの機能は、UNIXサーバに対しては、サーバがSolaris版またはLinux版の場合に限って使用可能です。Linux for Itanium版の場合は使用できません。
以下の手順は、Windows(R) 2000の場合の例です。1.〜2.の手順は、各OSによって異なりますので、各OSの手順に従って操作してください。
[スタート]メニューの[設定]より、[タスクバーとスタートメニューのプロパティ]を選択します。
[タスクバーとスタートメニューのプロパティ]ダイアログボックスより[詳細]シートを選択し、[追加]ボタンを選択します。
[コマンドライン]に以下のコマンドラインを定義します。連携する電源制御ソフトウェアに応じて、パラメタの設定が異なるので注意してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin\f3crhpms.exe ホスト名 |
“ホスト名”には、引数に電源投入の対象となるサーバのホスト名を指定します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin\f3crhpcs.exe IPアドレス |
“IPアドレス”には、電源投入の対象となるサーバに接続されているPowerNetSNMPアダプタのIPアドレスを指定します。
電源制御ソフトウェアのSystemwalkerインストールディレクトリ\MpStrSV -hホスト名 -uUPSIPアドレス |
“ホスト名”には、電源投入の対象となるサーバのホスト名を指定します。“UPSIPアドレス”には、電源投入の対象となるサーバに接続されているUPSのIPアドレスを指定します。UPSのIPアドレスをパラメタにしている電源制御ソフトウェアの場合に指定します。
Windowsサーバでフォルダをネットワーク共有している場合
サーバの共有フォルダをクライアント側でディレクトリに割り当ててあり、さらに、この割当てをログオン時に自動的に再生するように設定している場合は注意が必要です。クライアントでのユーザログオンを契機にサーバの電源を投入する運用をしている場合、クライアント側を起動した時には、サーバの電源が投入されていないことがあります。この場合、クライアント側でのディレクトリ割当て処理は失敗します。サーバの共有フォルダをクライアント側のディレクトリに割り当てる必要がある場合は、サーバの起動が完了した後に手動で割当て処理を行ってください。
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