Interstage Portalworks 管理者ガイド
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第4章 WebサービスUSPの管理

4.2 Webサービス利用開始までの流れ

Webサービスを利用するまでの作業には、以下があります。

導入手順

  1. WS USPの登録
    運用管理コンソールからWebサービスUSP(WS USP)を登録します。
  2. Webサービスの利用
    Webサービスを一般的に利用するには、以下の手続きを行います。
    1. 利用するWebサービスを決定します。
      インターネット上で提供されているWebサービスのディレクトリサービスを使って、利用するWebサービスを決めます。
    2. Webサービスを導入します(WS USPの別名作)。
      運用管理コンソールの[別名サービス作成]画面から、別名パラメータの設定画面へ移動し、別名パラメータとしてWSDLのURLを指定します。
    3. サンプルフォームを使ってWebサービスを呼び出します。
      作成したWS USPの別名をロールに登録し、一般のサービスと同様にPortalworksのURLからアクセスすると、Webサービスを呼び出すためのシンプルなフォームが表示されます。その画面から、呼び出すWebサービスのメソッドと必要なパラメータを指定して実行します。
    4. カスタムフォームを作成します。
      WS USPがサンプルとして生成するフォームを雛形にして、独自のフォームを作成します。
    5. カスタムXSLTを作成します。
      WS USPは、WebサービスからのレスポンスSOAPメッセージをHTMLに変換するためのXSLTを自動的に生成します。運用管理者は、これを雛形にして、独自のXSLTを作成します。なお、運用管理コンソールの別名パラメータとして、独自XSLTを指定することができます。

上記の手順については、“4.4 Webサービスの利用”で、翻訳Webサービスを例にして、具体的に説明します。


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