Interstage Portalworks 管理者ガイド
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第3章 情報・サービス接続機能(USP)の管理> 3.1 USPの概要

3.1.1 USPとは

USPとは、基幹業務アプリケーションやデータベースなどの既存情報・サービスへの接続環境を、設定の容易なプラグインモジュールの形態で提供するものです。

標準で提供するUSPについて、以下に説明します。

■WebサーバUSP(WebUSP

インターネット/イントラネット上のWebコンテンツ情報を参照するためのプラグインです。HTML形式のコンテンツをXML(XHTML)に変換できるため、情報の共有、再利用が容易です。

WebサーバUSPは、指定されたURLからWebコンテンツ情報を取得します。


WebサーバUSPが利用可能なWebコンテンツは、HTTPまたはHTTPSプロトコルだけです。

■Web To Host USP(S2K USP

メインフレームおよびオフコンへの接続プラグインです。このUSPは、Server2000によってWeb化されたメインフレーム・オフコン業務へ接続します。このUSPを利用することで、ホスト業務をお好みのポータルページへ適用することができます。

Server2000の詳細については、Server2000のマニュアルを参照してください。

■WebサービスUSP(WS USP

インターネット上で利用可能な各種Webサービス(例えば、有料の気象情報サービスなど)をPortalworksに組み込むためのプラグインです。

WebサービスUSPは、XMLベースのインタフェース記述言語であるWSDL(Web Services Description Language)により記述されたWebサービスに対して、静的なアクセスを可能にします。


WS USPが利用可能なWebサービス(WSDL)は、HTTPプロトコルだけです。

■TeamWARE USP(TWUSP

TeamWARE Office 200Xの提供するグループウェア環境をPortalworksから利用するためのプラグインです。TeamWARE USPを利用することで、TeamWAREサーバ内の各種情報へのアクセスが可能となります。

TeamWARE USPは、画面を提供しません。シナリオから利用してください。

TeamWARE USPを利用してグループウェア機能を活用する場合、TeamWARE Office 200XのXMLアクセス機能を利用します。

TeamWARE Office 200Xの詳細については、TeamWARE Office 200Xのマニュアルを参照してください。


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